PocketBit
手軽に大容量データを持ち運ぶことができれば便利です。自宅・会社間のデータ運搬や友人宅へのデータ転送、LANが使えない状態でのデータ転送など用途はいろいろ。
このような場合、フロッピーディスクはすでに容量不足、MOはすでに過去のものとなりつつあり現在では普及率は低下する一方。かといってCD-R/RWなどではかさばるし、データの記録がちょっとした手間となります。
そのような隙間を付いて商品化されたUSBメモリデバイス。初期の頃の製品「ThumbDrive」などはデバイスドライバが必須でしたが、今ではWindows2000/Me/XP,MacOS9.0以降で標準でUSBストレージクラスがあり、差し込むだけで使用可能とお手軽。
特徴
- 非常にコンパクトで12gと軽量
- 16MB~256MBと適度な容量
- USBに差し込めば使える簡易さ
- USB2.0で高速なデータ転送
いざというときあると便利
Windowsを再インストールしたときに、まだLANに繋がらないのにドライバがないというシーンで大活躍。そう、無線LANカードやLANカードのドライバがないという場合ですが。仕事のデータを持ち運ぶのにも便利。256MBもあれば土日ぶんのデータを持ち帰れるんじゃないでしょうか。パスワードでロックするソフトも付属しているから、セキュリティ面で心配がある人はそれをインストールすればOK。
本体のUSB(1.1)にMicrosoftのInternet Keyboard Proを接続し、そのUSB Hubに差し込んだ場合、PocketBit内のデータが空に見えることが何度かありました。マザーボードによってはHubを経由せず直に接続しないとトラブルかもしれません。発生したのは自作機だけだったから、自作機のお約束「At your own risk!(すべては自己責任)」で環境の問題と判断。