Fortuna
自動クリックツール
Windowsのタスクトレイに常駐して、ユーザーの代わりにマウスを自動的にクリックしてくれるツールです。クリックする場所を指定することも可能です。
主目的はメッセージスキップ機能のないゲームで疑似メッセージスキップ機能を実現することです。クリック間隔を長くすれば、クリックせずにメッセージを読み進める、という使い方はできるかも…。また、CtrlとShiftをロックする機能もあるので、それらのキーを使用してメッセージスキップするソフトもキーを押しっぱなしにする手間が省けます。
制限・制約
Windows95/98/Meでも動作すると思いますが未確認です。「Virtual PC 2004」にインストールした「Windows98 SE」では動作を確認しています。
「Fortuna」をCGIで提供されるオンラインゲームへのクリックに使用したり、迷惑メール送信者などに対するサーバー攻撃に使用するのはおやめください。ネットワークに大きな負荷がかかるため、同じサーバーを利用している会社があった場合、サーバーの処理能力低下などで警告や損害賠償の請求を受けるかもしれません。海外のサーバーの場合には、サーバーを提供している業者から膨大な額の賠償金を求められる可能性もあります。
Windows Vista/7での制限
「Fortuna」はUACを無効にしてあればWindows Vista/7でも動作するはずです。UACを有効にした状態では、ホットキーを検出できず期待した動作をしないことがあります。そのような場合は、起動用のショートカットアイコンを右クリックしてプロパティを開き、詳細設定ボタンを押してその中にある管理者として実行にチェックをつけておくとよいかもしれません。そうすれば、そのショートカットアイコンで起動した場合は管理者権限で実行されるため、Windows XPまでと同様に利用可能です。
動作環境・仕様とダウンロード
ソフトウェア仕様
対応OSWindows98/Me/2000/XP
最終更新2006-06-20
Version3.0.6.11
DownloadDOWNLOAD (size:544KB)
以前のVersionPrevious Versions
種別Freesoftware
紹介して頂いたサイト
履歴
- 1999-2-21 version 1.00
- 初版公開。
- 1999-2-26 version 1.01
- 割り込み方法の選択を可能にした。
- プログラムコードの見直しにより、処理速度が若干向上。
- 1999-2-27 version 2.0.0
- タイマーなどの割り込みをやめてスレッドに変更。これによりほとんどのソフトで正確に処理されるようになった。
- 2重起動の抑制機能を追加。
- 1999-2-28 version 2.0.1
- トレイのアイコンをアニメーションさせて動作状態がわかるようにした。
- クリック位置の固定機能を追加。
- カーソル位置が移動したら自動的に処理を解除する機能を追加。
- 1999-3-1 version 2.0.2
- クリックが早すぎてソフトがイベントを拾えないようなので、クリック処理を若干変更(大幅に改善されるソフトがある)。
- 1999-3-7 version 2.0.3
- [Ctrl]と[Shift]をロックできる機能を追加。
- クリック位置指定と解除を別のキーに変更。
- 動作状態がわかりやすくなるようにアイコンを変更。
- カーソル移動後の自動解除でキー状態が若干乱れることがある不具合の修正。
- 1999-3-12 version 2.0.4
- Windowsが正常に終了できなくなることがある致命的不具合を修正。
- 1999-6-7 version 2.0.5
- 3つボタンマウスの場合、Wheelボタンで設定を開くようにした。
- 1999-8-6 version 2.0.8
- 内部処理の大幅な変更の数々。
- クリック間隔の指定方法と指定できる範囲の変更。
- 2000-4-27 version 2.0.9
- メニュー表示をWindows標準仕様にあわせた("..."など)。
- クリック間隔を最大999999ms(約16分)までに変更。
- 2001-7-16 version 2.0.10
- 左クリックのメニューの仕様を変更。
- 仕様変更に伴う内部コードの見直し。
- 2004-5-8 version 3.0.0.0
- 新規に作成し直し。
- Explorerが落ちてもトレイに復帰するように改良。
- 光学マウスなどで微妙にマウスカーソルがずれることへの対策として、指定ドット以上カーソルが移動しないと自動クリックを解除しない機能を追加。
- WindowsXPの視覚スタイルに対応。
- クリック間隔の上限を事実上なくした。
- 2004-5-16 version 3.0.1.1
- 作り直しで生じたいくつかのバグの修正。
- 2004-9-13 version 3.0.2.2
- トレイ上で左ボタンを押したときにポップアップするメニューが、タスクが切り替わっても消えないことがあるのを修正。
- トレイ上でマウスの中ボタンを押した場合に設定を開けるようにするのを忘れていたので修正。
- 2005-1-24 version 3.0.3.3
- 開発環境をDelphi 2005に変更。
- クリック間隔の下限をWindows95/98/Meでは20ms、Windows2000/XPでは1msに仕様変更。
- クリック間隔のSpinボタンで変更される値を50から10に変更。
- 2005-2-7 version 3.0.4.5
- 指定したクリック間隔が極端に短すぎるとクリック処理が追いつかないことがあったので内部処理を見直して調整してみた。
- 2005-5-6 version 3.0.5.8
- クリック処理部分を調整してみた。
- ポップアップメニューを微妙に変更。
- 2006-6-16 version 3.0.6.10
- 開発環境をDelphi 7.1に変更。
- 右クリックメニューにMedia Clipを追加。
- 左クリックのメニューアイコンを変更。
- 要望を受けてクリック回数の上限を指定できるようにした。
- 2006-6-20 version 3.0.6.11
- 開発環境の変更に伴う変更部分でのエンバグを修正。