Act III 8:ボーンガード最後の抵抗
時間との勝負
砦を急いで作っても完成する前に敵の攻勢がある。かなり被害が出るが迎撃しておかないと友軍がかなりピンチになってしまう。
防壁で守りつつ、敵を圧迫するために新たな要塞を敵の前面に建ててみたところ。城門なしの防壁を用意しておいたが、敵は無謀な突撃を数回試みてきた。わずか数回の突撃だが砦の存在価値はそれなりにありそうだ。少なくとも城内で騎兵のヒットポイント回復はできた。
敵が進撃しているのを察知してハサーで急襲。もちろん狙いは最後尾の敵砲兵。砲兵さえ倒しておけば有利に戦える。
防衛を優先するならばこのように前哨と砦を建てればまず突破されないはずだ。
長射程・大威力の要塞砲を持っている敵との戦いとなるマップです。さすがに最後のキャンペーンシナリオだけあって手強い作りになっています。開始時には船上に全軍がいますが、上陸地点はシナリオで想定されているところ以外は事実上無理です。そうとなれば問題となるのは時間です。
上陸地点が固定なので、その後の展開は上陸後の行動次第で変わってきてしまいます。このマップの場合は、援軍となる海軍の到着は最初の条件を満たしてから10分後。最初の条件はハバナの町の中心へ行くことです。ここで注意しなければならないのは、その条件を満たしたらオッサス団とハバナが戦い始めるかの印象があるんですが、実際には最初から敵対していて戦っています。そういう状況なので、最短で条件を満たして連携したほうが有利であることは間違いありません。最短経路で抵抗する敵だけなぎ払ってハバナの町の中心を目指した方がよい結果を得られます。直接ハバナの町の中心へ向かわず、財宝などを狙って寄り道するとボーンガードの大攻勢がハバナの町に行なわれたあととなり、取り返しの付かないほどの出遅れになる可能性があるので注意が必要です。
まず何よりも重要なのは最短コースでハバナの町へ向かい、幌馬車を得たら即座に町の中心を作成することです。ホームシティから砦車を搬送してきて、ハバナの前哨2つの間よりややつき出した部分へ砦を作るとよいでしょう。砦は裸だとすぐに破壊されてしまう可能性が高いので、その手前に障害となるように防壁を作っておくとよいでしょう。対人戦では通用しませんが、COMは障害物となる防壁を破壊しようと攻撃してくるので砦へ攻撃されるまでにわずかながら時間を稼げます。その時間を活用して騎兵を迂回して突入させたり、敵攻勢の正面に砲兵などの戦力を集中したりして対抗することが可能となります。
続いてホームシティから搬送してくるのは、これまでの王道パターンであるファルコネット砲よりもハサーがよいでしょう。敵はそれなりの戦力がたまると攻めてきますが、大半は敵もファルコネット砲やカルヴァリン砲を持ち込んできます。すなわち砲兵の撃ち合いで負けたらその後の防衛力が急激に低下してしまうわけです。建物への破壊力は砲兵と歩兵では天地の差があるため、騎兵を用意しておいて敵攻勢の正面を避けつつ迂回して敵砲兵を背後や側面から直撃するように襲撃すると切り抜けられます。
内政面では、まず鉱床に2人、木こりに1人、残りはすべて果実の木へ収集させに走らせます。ここでいう果実の木は、上陸地点にあったものではなく、ハバナの町の中心のすぐ左にある花壇のようなところのことです。なによりも安全な場所ですし、かなりの数があるため、これを活用しない手はありません。なにしろハバナの人たちが採集に来ないのですから、そのままにしておくと資源の無駄です。
砦の前面に防壁を作るため1人派遣し、ハサーは砦の左上、それ以外の戦力は砦付近に配備しておくとよいでしょう。おそらくは防壁の作成中に敵襲があり、防壁は完成しないと思います。砲兵はハサー、それ以外は歩兵で対抗していれば砦の支援もあって守りきれるはず。防壁を作成している入植者が倒されたならば新たな入植者を派遣して防壁を海岸まで延ばし、町の右のほうにも防壁を作成して守りを固めましょう。優先的に建てるのは騎兵育成所で、ハサーを適度に量産して襲撃されたときに敵砲兵の撃破を狙います。ホームシティからの搬送は、ファルコネット砲や数の多いユニット(マスケット銃兵など)を選び、その次に騎兵のアップグレードあたりを選ぶとよいのではないでしょうか。防壁の内側には前哨を建て、アップグレードして防衛力をアップしておいてください。進化時には砦車を選び、砦を2個体制にして防備を万全なものとします。そうして防備を固めつつIVの時代へ進化しましょう。
海軍到着で反撃開始
敵の攻勢を耐えていると、海軍が到着します。この援軍ではモニター艦×2が非常に重要です。この2隻は何があっても失ってはいけません。モニター艦はグループ化してショートカットキーに割り振っておくとよいでしょう。モニター艦はアビリティで長距離砲撃を行ないます。これは敵の予想もできない距離から一方的に攻撃できるため、その圧倒的な破壊力で敵拠点を撃破することが可能です。まずは敵の砲兵育成所を砲撃しましょう。2隻の砲撃で一撃で建物を破壊できます。これをアビリティが回復するごとに繰り返し、敵施設を次々と破壊していってください。もちろん、敵も建物を再建してきますが、生産の妨害と資源の浪費を強いることで多少有利になることでしょう。敵にあまり砲兵を作らせないだけでもかなり守りやすくなります。
モニター艦の活躍で敵の生産力を削っている間に、ハサーの量産とアップグレード、兵器庫での強化を行なっておきます。Vの時代へ時代を進化させるよりもアップグレードによる戦力強化や量産を優先したほうがよいでしょうね。歩兵はホームシティからの搬送だけで、作成はハサーのみというようにしてください。砲兵育成所を建てて、資源に余裕があるときにファルコネット砲などを防壁内に追加配備しておくと楽になります。教会を建てて司祭を作成して回復させつつ、敵の攻撃をしのぎましょう。防御という面では教会の防壁のアップグレードがかなり効果があると思います。
ほぼ確実に耐えきれるという確信を得るほど戦力が揃ったならば、モニター艦の射撃目標を敵要塞砲に切り換えましょう。要塞砲がある限り、その射程内へ踏み込むと地上軍も要塞砲の攻撃で撃破されてしまうからです。モニター艦の砲撃で敵の城壁に穴が空いたならば、友軍に攻めてもらうという手もあります。スターを打ち込んで攻撃してもらうわけです。もっとも、友軍戦力にはあまり期待できないので、攻撃してもらうよりも見回りをしてもらっておいたほうがよいかもしれません。
人口上限を200まで上げて限界まで戦力を用意したら進撃を開始しましょう。モニター艦で敵の前哨などの防衛施設や要塞砲をある程度撃破していれば敵の防衛部隊との戦いに集中できます。人口上限までいっぱいになっているということは消耗しても生産すればいいだけの話なので、損害を顧みずに突撃します。そうやって敵の生産力を削っていくわけですが、まだ敵の要塞砲が残っているならばモニター艦は要塞砲攻撃に専念させたほうがよいです。要塞砲をすべて破壊したら、あとは友軍とともに雪崩れ込むだけです。敵の親衛隊的部隊が意外に手強いですが、物量で押しつぶしてしまいましょう。
©2006 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Age of Empires, DirectX, Ensemble Studios, the Microsoft Game Studios logo, The Age of Kings, and Windows are either registered trademarks or trademarks of Microsoft Corporation in the United States and/or other countries.