Act III 5:ボリーバルの反乱
友軍の行動に左右されるシナリオ
最初のカードで砦を作ろうとしても敵海軍の襲撃のほうが早く、砦の完成までは制海権を握るのは難しい。町の中心に入植者を避難させ、反撃で沈めていこう。
中央部への障害となる入口の前哨を破壊しておくと進撃が楽になる。
攻撃のタイミングは将軍のスケジュールで決められてしまうが、たいていは物量で押し切れるのでこのマップの難易度は低い。
ボリーバル将軍を手助けするというシナリオで、作戦行動の主導権を握っているのは将軍側。プレイヤーはそれに追従していくことになるので、次の作戦までのわずかな期間が兵力増強のタイムリミットとなり、それが連続しているシナリオ構成だといえます。将軍の軍勢はそこそこの戦力なので、序盤から活躍してくれることでしょう。後半は展開によってはプレイヤーの用意した戦力が重要となってくる可能性があります。進撃先の前哨を破壊すると町を手に入れることができ、ここからが本番です。
食料は粉ひき所と果実の木から得られますが、獲得できた漁船を使えば海からも手に入ります。とはいえ、敵の海軍のほうが優勢なので漁船はできるだけ下のほうで活動させ、港付近にはホームシティから搬送して砦を作るのがよさそうです。万一のことを考えると漁船と海岸沿いにある施設はあまり期待をしないほうがよいかもしれません。砦自体はは敵の襲撃にも有効なのでぜひ作っておきたいところですね。町の右から敵が来るので、入植者たちは困ったことに海岸沿いでの活動を強いられます。砦ができたら安全なので、それまでの我慢。敵襲時には町の中心へ入って攻撃力を高めましょう。
最初の拠点を手に入れたら6時方向の砲兵育成所を奪取することになります。ここまでははっきりいって主導権がなく、時間が来るごとに進撃を強いられるのですが、ここから先は砲兵を利用してタイムリミットよりも先に自軍だけで攻撃を仕掛けることは可能。右下の町を制圧したときに獲得できる臼砲で進撃先の敵前哨をあらかじめ破壊しておくといった工作ができます。歩兵は友軍頼りにしてファルコネット砲を量産して敵の歩兵を駆逐するようにすれば将軍の兵力があまり消耗せず、自軍もそれほど被害を受けずに有利に戦っていけるはずです。
マップ中央部を制圧したら、あとはファルコネット砲を揃えて将軍の軍団に続いて進撃していけば勝利はほぼ確実です。臼砲は遠距離からの一方的攻撃を行ない、多少の護衛を付けておけば破壊されることもないかと思います。中央部の町で得た建物（特に粉ひき所）は敵の前哨から攻撃をくらいますが、元々なかったものと思えば破壊されても気にするべきものではありません。また、将軍の軍勢は一定時間ごとに増えていくため、全滅するようなことはまずないでしょう。よって、彼らを楯にしながら戦うと楽です。
砲兵を主力に右側から攻めていけば騎兵も仲間にできます。もっとも、中央部を制圧した時点で戦力的には充分なので、必ずしも必要というわけではありません。将軍の軍勢の向かうほうについていって攻勢に出ましょう。ファルコネット砲を護衛に臼砲が敵の前哨を破壊し、城門を撃破。敵育成所を破壊していけば勝利へ近づきます。騎兵や歩兵も護衛にいるとよいのですが、友軍もいるので絶対に必要というものではないでしょう。ただし、友軍と違う方向へ攻めていくのならば多少は必要となります。
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