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N504iS

秋のFOMAを待ち続けていましたが、あまりにも待たされた上にN2051もアンテナ内蔵だったのでFOMAを断念。N504iSに機種変更してmovaに戻ってまいりました。今回もドコモショップで機種変更です。約1週間ほどの差でギリギリ10カ月割引対象に。しかし、FOMAからmovaは契約が異なるため、手続き上は新規になるといわれ、嬉しいことに機種変更価格ではなく新規の価格でゲットできました。なんだかラッキーです。

(記憶が正しければ)ドコモショップは1カ月未満=希望小売価格、10カ月未満=希望小売価格-4000円、10カ月以上=希望小売価格-10000円、新規=希望小売価格-13000円のようでした。10カ月経過していなくても機種変更価格+6000円でOKというわけですね。

サイズ(高×幅×厚)
95×48×19.8mm
重さ
105g
連続通話時間
135分
連続待受時間
460時間
画面
160×198(65536色TFT液晶)

即完売

発売日前日に10カ月経過しているか確認しにいったのですが、その時に入荷は少ないから午前中で売り切れるだろうと言われていました。そこで発売日には開店時間ぐらいに最寄り駅へ着く電車で出発。到着は開店5分前。機種変更目的の人たちが並んでました。自分は5人目の機種変更希望者。目的の色はプラネットブルー。驚いたことに自分の後ろの人はブライトシルバーを希望したらその色は売り切れと……。もしかして各色3台ずつぐらいしか入荷していなかったのだろうか?

プラネットブルーは購入後数時間で後悔。つやつやしていいんですが、指紋が付きまくり……。結構汚れが目立ちます。プラネットブルーは手入れが大変~。

使用感

まず最初に、自分はN504iを見送り使わなかったので、ここで記載するいくつかの点はすでにN504iで改良されていた機能もあるかもしれないことをお伝えしておきましょう。その点にご理解願います。

N504iSでは文字入力で逆順入力ができるようになりました。T9入力を使っている人には意味がないけど、通常の入力モードを使う人には朗報。ボタンを押しすぎてしまったら、サイドボタンのうち「ホーム/ボイス」ボタンを押すと1つ戻せます。これは予測変換やダウンロード辞書と共に入力効率をだいぶ高めてくれそうです。あと「AAC」と入力したい場合、「A→A→AAA」と押す必要がありましたが、「AA(長押し)A(長押し)AA」と、長押しするとボタンの次文字へではなく、そのボタンの最初の文字が入力できるようになっていました(N504iでの変更点らしい)。

液晶はかなり明るく、高解像度であるためかなり見やすいですね。待ち受け画面をカレンダーにしている人は、好きな画像の上にカレンダーを表示できるように改良されているのが嬉しい点。休日表示にも対応していますね。

細かい点だけど、5ボタンの長押しで液晶のバックライト点灯・消灯ができなくなっているような。まあ、FOMAのバッテリーの持たなさを体験したあとではバックライトの制御なんか些細なこと(笑)。

(2002.11.23追記)条件の特定はできないが、バックライトが消せる時もあることがその後判明。どうもこれはバグくさい。(2002.11.24追記)どうやらリモコン機能を利用後、HLDボタンで待ち受けに戻った時に発生する模様。ディスプレイ関連の項目を変更すると直るみたい。一度電源を切れば確実に直ります。

デスクトップへのメールアドレスの貼り付けは、ポップアップ表示される名前がメールアドレスではなく、アドレス帳に登録された名前に変更されています。細かい改良点ですね。デスクトップへはカメラのアイコンを貼り付けることも可能。頻繁に使う人は登録しておいたほうが楽かも?

あと、スピーカーの問題(?)で着メロはこの機種はキツいかもしれません。N503iSから赤外線で転送したりダウンロードしてきたものは、音が割れちゃうのがあって気がかり…。

(2002.12.27追記)どうも電卓機能がおかしい。?6÷5(96÷5とか76÷5なんか)が正しい答えを出してくれない。これでは怖くて使えないなぁ……。修正済みのと交換してもらえるのだろうか?

今回は駄作に当たったという感じで個人的にはお薦めはできません。「何で?」という変な部分が多いから。(2003.1.29追記)バッテリーの問題で高熱になることがあるようでバッテリー回収交換を行なうことが発表された。こりゃダメだ。

サブ液晶

カメラで自分取りをする際に使うサブ液晶は108×80と大きめ。N503iSと同じく時計はアナログ3種類とデジタル1種類でしたが、サイドボタンのある側を下側にする表示か上側にするか設定で選べるように改良されていました。少々小さくて見づらいですが、サブ液晶にカレンダーを表示することが可能です。

カメラで撮影した画像を電話帳に登録し、電話帳便利機能で着信イメージを撮影した画像にしておくと、着信時に相手の名前と共に写真が表示されます。これは結構いいかもしれません。ただ、常時時計にすると背面液晶はうすく表示されたままなのに、着信時に電話やメールを表示する設定だと省電力モードに入って真っ暗になるのが困った仕様。不便で1日ごとにストレスが増大して不満が溜まっていきます。

カメラ機能

有効画素数31万画素CMOSカメラが内蔵されていて、写真を撮影してフレームを付けたり、文字を画像に貼り付けたりすることができます。フレームはGIF画像の拡張子を変えたものでいいので自作可能。シャッター音は異様なまでに大きくて嫌かも。接写レンズを付けてのアクセスリーダー機能の時ぐらい小さい音にしてほしいと思いますね。それ以前に接写はレンズ取り付けは…。モードを切り換えるだけで接写出来る機種もあるので、取り付けは不便です。ちなみに、撮影時のサイズは以下のものが選べます。

また、撮影した画像から文字を読み取るアクセスリーダー機能(要するにOCRですね)があり、名刺や雑誌から電話番号やWebサイトのアドレスやメールアドレスを拾うことが可能です。とはいえ、付属する接写用レンズを取り付けないと、ほとんど文字を認識できません。接写用のレンズを取り付けると電話番号はほぼ間違いなく認識できるのですが、残念ながらアドレスは成功した試しがないのでおまけ程度と考えたほうがよいかも……。

赤外線機能

IrMC対応機器とスケジュールや電話帳データ、着メロ、画像などのデータをやりとりできるだけでなく、テレビやビデオのリモコンとして使えます。一度試しただけだけど、もうテレビのリモコンには使わないだろうなぁ……。カラオケDAMのリモコンにもなるようですが、こちらは未体験。

使用期間

2002年11月22日~2003年7月4日まで。満足度が低く不満だらけの機種だった。「N504iが壊れたからあまっているのない?」と編集部のデザイナーに聞かれたので、2003年8月22日にN504iSはそのデザイナーのところへ引き取られていきました。