RestMan
PCの前に長時間座っての作業だとマウスを使っているほうの腕が疲れるということはないでしょうか。肘掛けのある椅子ならば多少はマシですが、PCを操作している間は腕を常に浮かせているから疲れてしまうわけです。これを上手く解決できる製品がないかと探していたところ、ユニークな製品があったのでまず試してみることにしました。
マウスパッドにアームレストをくっつけてしまおうというコンセプトの製品で、肘を置いたままマウス操作ができるようになります。取り付け機具により、肘掛け付きの椅子ならば肘掛けの上にアームレスト付きのマウスパッドを設置することもできるし、PC用のシステムデスク側にアームレストが突き出すようにマウスパッドを取り付けることができるというもの。これならば、どちらで使うにしても、腕の疲れはなくなるのではないかと思えます。というわけで、早速購入してみました。それほど高価な製品でもないので、この程度の価格で疲れがなくなるか軽減されるならば儲け物というわけです。
椅子に取り付けてみた
椅子のほうに取り付けると、椅子の高さや位置によってはキーボードをタイプしにくくなるかもしれません。そのため、システムデスク側に取り付けたほうがキーボードを使いやすそうな気もしますが、その場合はディスプレイに近付いてしまうので目が疲れそうだったので椅子のほうにまず取り付けてみました。
ボードにネジ穴が8カ所空いているので、設置する椅子に合わせてを適切な位置へ4本差し込んで、肘掛けの上に設置します。そして固定用のブラケットを肘掛けの下からネジを通してナットで固定。ぐらついたりしないか確認して、問題がなければゴム製のカバーを置いて設置は完了です。お手軽に取り付けできるのがいいですね。
しばらく使ってみた結果はというと、腕が疲れることはなくなりました。でもこれはゴムが擦れて肘がちょっと痛いので、肘を置く部分に一工夫必要ですね。自分はミニタオルを置くようにして回避しました。夏場に汗をかいたら……と考えればこれがベストな対策かなと思います。
わずか3000円ほどのこの製品で腕が疲れなくなるというのは嬉しい結果です。この製品を使った結果、マウスがキーボードよりも高い位置になると椅子の位置によってはキーボードをタイプしにくくなるかもしれませんので、その点にはあらかじめご注意を。まあ、その場合はデスク側に取り付ければよさそうです。デスクへの取り付けは、ボードをクランク用のネジでデスクの板を挟み込んで固定するので、よほどデスクの板が厚くない限りは使えると思います。長時間PCを操作することのある人は試してみてはいかがでしょう? 取り付け後の見た目がちょっと……ってなりますけどね。