N901iC 画面まわり
イルミネーション・ウインドウ
まず最初に気がつくのは、イルミネーション・ウインドウの時計の表示です。N900iとは文字の上下が逆になっています。これは設定でN900iと同じ向きに変更できればよいのですが、そういう設定は残念ながらありません。時計を見ようとするたびに、これまでの癖でもってしまうので上下逆の文字が見えてきて戸惑ってしまいます。どうしてこのような仕様変更が行なわれたのやら……。
メイン液晶
240×345ドットですが、待ち受け画像のサイズは240×320。実際に利用されるのは待ち受けと同じ画面上部の320ドット目まで。321ドット目以下は左右のソフトキーが利用中の場面でどういう機能であるのかを表示する専用エリアとなっています。
デスクトップ
使いやすく改良されているのがデスクトップの機能です。ニューロポインタでカーソルを移動させると、移動先によって呼び出せるものが変わってきます。
MENU→各種設定→その他→表示アイコン設定をON(出荷時設定)にしてあれば、日付けからはスケジューラ、時計からは目覚まし時計を直接呼び出せるように改良されました。画面上部に表示されるアイコンからは対応する機能が呼び出し可能。PIMロックだとかバイブレータだとかセルフモード、ダイヤル発信制限などもデスクトップから呼び出せるので、頻繁にそれらの機能を利用するような人にとってはかなり便利です。
不具合というのか仕様バグというのか、おかしな部分があります。セルフモードを解除するのは、SELFマークにカーソルを当てて機能を呼び出せばよいのですが、セルフモードにしたい場合に電波状態のアンテナマーク(SELFマークと同じ表示位置)にカーソルを当てても機能を呼び出せません。一方通行になっていてあきらかに動作が変ですね。
フォント
N900iではメールの作成画面で表示に使われるフォントは、ユーザーの指定した太さにならず必ず一番細いフォントが使われていました。N901iCではユーザーの指定した太さのフォントを使ってメールの作成が可能と、やっと普通になったという感じです。