キーの入れ替え
Windows7でもWindows2000/XPと同様にレジストリを変更することでキーの入れ替えが可能です。詳しく知りたい人は「キーを入れ替える」を参照してください。自分がWindows7環境でキーボードのキー配置を換えたいのは以下の部分です。
- 左のCtrlとCapsLockのキーを入れ替える。
- 全角/半角をEscにする。
古くからPCを使っている自分としては、CtrlキーはCapsLockの位置にあってほしいし、Escキーも半角/全角の位置にないと寂しい……というか使いにくいのです。ATOK使いの自分は日本語入力のON/OFFは変換キーで行なうので、半角/全角キーをEscキーとは入れ替えずに、Escキーはそのままにしておきます。これはレジストリをいじってキーを入れ替えていると、一部のゲームなどで入れ替えたEscキーを認識してくれないためです。そうなると本来のEscキーもそのまま残しておきたいと考えるのは必然といえます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard LayoutにScancode Mapを記述することでキーを入れ替えておきます。レジストリエディタで登録するのは面倒なので、簡単に設定できるように登録エントリを作成しておきました。今回のCtrlとCapsLockを入れ替えて半角/全角をEsc化する登録エントリは以下のようになります。
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout] "Scancode Map"=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,04,00,00,00,1d,00,3a,00,3a,00,1d,00,\ 01,00,29,00,00,00,00,00
メモ帳などのテキストエディタで記述してKeySwap.Regといったファイル名で保存するとよいでしょう。作成した登録エントリをダブルクリックすると、UACが働いて変更を許可するか問われますので、はいを押せば登録完了です。あとはWindowsを再起動すればキーの入れ替えが有効となります。