ブルースクリーン発生時の自動再起動を阻止する
Windows7も復旧不可能な深刻なエラーで青窓(BSOD)が出てしまうことがあります。英文とはいえ、エラーが発生した原因部分などの重要なメッセージが表示される画面なのに、読み終えるのは無理だろうというような短時間でPCの再起動が始まってしまい戸惑う人も少なくないでしょう。原因を知るためにも、勝手に再起動しないように設定を変更する手順を紹介します。
設定を変更するために、システムのプロパティを表示する必要があります。目的の画面へたどり着く手順は色々ありますが、以下のうちいずれかで呼び出すのがよいでしょう。
- WindowsXPでは直接システムのプロパティを開くことができたショートカットキーの組み合わせであるWinキー+Breakキーを押して表示された画面の左からシステムの詳細設定を選ぶ。
- Winキー+Rで呼び出すかスタートメニューに表示させるように設定しておいたファイル名を指定して実行に「sysdm.cpl」と入力してEnterキーもしくはOKボタンを押して開く。
- コントロールパネルからシステムとメンテナンスを選び、システムを選んで画面左のシステムの詳細設定を選ぶ。
無事にシステムのプロパティが表示されたら、詳細設定タブに切り替えましょう。呼び出し方によっては最初から詳細設定になっていますかもしれません。その詳細設定タブ内の起動と回復にある設定ボタンを押してください。
起動と回復の画面が表示されたら、システムエラー内の自動的に再起動するのチェックを外しましょう。これで自動再起動を阻止できるようになります。ついでにデバッグ情報の書き込みを最小メモリダンプにしておいてもよいかもしれません。
なお、すでに発生したブルースクリーンの情報を確認するには、BlueScreenViewを使うのがよいでしょう。過去のブルースクリーン発生時の情報をログが残っている範囲で遡って確認することが可能です。ページの下のほうにある言語ファイルJapaneseをダウンロードして解凍し、BlueScreenView_lng.iniをBlueScreenView.exeと同じフォルダに入れて起動すればメニューが日本語となります。