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ローカルWebサーバーを用意する方法

作成中のページを確認する際やLAN内からだけブラウザで見たいデータがある場合、ローカルのWebサーバーがほしいことがあります。ここではそのようなケースに対応するためのWebサーバーを用意する手順の説明です。おそらく5分もかからずにローカルサーバーができあがりますよ。

今回は目的からして多機能である必要はないので、古いアプリケーションですがシンプルで設定が簡単なものを選びました。まずは「AN HTTP Server Home Page」から最新版をダウンロードしてください。解凍したファイルを運用したいフォルダへ移動させて、httpd.exeを実行しましょう。デスクトップ右下の通知領域にhttpdのアイコンが表示されるので、それをクリックすると以下のようなWindowが表示されます。

表示されたらオプションをクリックして一般を選んでください。設定画面になります。初期状態では一般タブが開いていますが、ここで設定するのはドキュメントルートなどの以下の画像で赤く囲った部分でよいでしょう。説明画像では、WebサーバーのルートとなるフォルダにE:¥My Documents¥Mediaを指定しています。それと、ひとりで使うことを前提にしているので、使いやすいように残り2カ所の部分は利便性を優先して初期設定から変更しているわけです。この設定の場合だと、ローカルのWebサーバーを参照するためにhttp://127.0.0.1もしくはhttp://localhostでブラウザからアクセスすると、そのフォルダが参照されるということになります。すなわち、E:¥My Documents¥Media¥q.pngというファイルがあったのであれば、http://127.0.0.1/q.pngもしくはhttp://localhost/q.pngでブラウザから見られるようになるわけです。

次にアクセス制御タブをクリックして開きましょう。パスv /をクリックし、編集ボタンを押します。初期状態では許可IP*.*.*.*となっていて接続元がどこであってもアクセスを許可されている状態です。使用しているPCからしか接続を受け付けないようにしてほかのPCからの接続を遮断するように127.0.0.1を指定し、アクセス制御にチェックをつけたほうがセキュリティ上安全となります。インターネット上へ情報を発信するならば初期設定のままがよいわけですけれどね。

LAN内からも受け付けるのであれば、ルータの設定に合わせて192.168.0.*192.168.1.*などを指定するとよいでしょう。面倒ならば多少セキュリティ管理が甘くなるけど192.168.*.*で指定する手もあるかもしれません。お薦めはしませんが。LAN内から見られるようにした場合は、サーバーにしたPC以外からは127.0.0.1では見ることができませんので、サーバーにしたPCのIPアドレスを指定しないと見られないことに注意が必要です。

まあ、ドキュメントルートとなるフォルダを指定する程度の設定でローカルなWebサーバーを用意できるわけですので、Web制作でサーバーへのUpload前に実際の表示がどうなるのか確認をしたいという用途では十分役立つはずです。また、ブラウザの拡張機能(FirefoxのGreasemonkeyやGoogle Chromeなど)はセキュリティの面から、file://を扱えないという制約がありますので、ローカルに用意したデータを使いたい拡張機能がある場合にも、このようなローカルなWebサーバーは役立つことでしょう。

当然のことですが、この「AN HTTP Server」を起動しているときにしかサーバーは動いていません。起動し忘れて「おかしい」と思わないようにしてくださいませ。注意点としては、待機中と表示されているWindow右上の×を押してしまうとサーバーが終了してしまうので、最小化のボタンを押して通知領域に入れるようにしなければならないということぐらいでしょうか。

なお、「AN HTTP Server」の対応OSはWindows9x/Me/NT/2000/XPとなっていますが、うちの環境ではWindows7 64bit版でも特に問題なく動作しました。インストールしたソフトウェアなどとの相性によっては動かない可能性もあるかもしれませんが、動作実績はあることをここに記しておきますね。