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Windows2000/XPでwinipcfgを使う

Windows 2000/XP

Windows2000/XPには、Windows95/98/Meで用意されていたwinipcfgがありません。その代わり、コマンドラインツールにipconfigがあり、通常はそれを使います。

ipconfig /all
ipconfig /release
ipconfig /renew

例えば上記のようなコマンドで代用するわけです。GUIに慣れてしまった人にはこれを使うのが面倒だと思うのではないでしょうか。ネットワーク接続診断ツールとして重宝していたものが突然なくなってしまうと困りものです。MS-DOS時代からの人ならばともかく、Windows98/MeあたりからPCを使い始めたという人にはコマンドラインツールは敷居がやや高い気がします。でもご安心を。ちゃんとGUIのツールが存在するのです。

Windows2000 Resource Kitを活用する

Windows2000のResource Kitには、英語版ながらwinipcfgと同様のGUIのツールが用意されています。Microsoftのサイトからwntipcfgをダウンロードしましょう。ダブルクリックするとインストール先のフォルダを聞かれます。初期状態では、C:\Program Files\Resource Kitがインストール先です。インストールしたフォルダにあるwntipcfgを実行すると、Windows2000/XPでもWindows95/98/Meのwinipcfgと同様のツールが起動します。ファイル名から指定して実行には初期フォルダに入れるとフルパスで記述する必要があるので、Windows本体のフォルダにwntipcfg.exeをコピーするなどしておいたほうがよいかもしれません。