アイコンキャッシュサイズを変更する

Windows 2000/XP

Windowsを使っていて正しくないアイコンが表示される現象に遭遇したことがある人もいると思います。これは初期状態では512KBしかアイコンのキャッシュを用意していないためです。この値を変更することで問題の発生頻度を下げることができます。

キャッシュサイズの変更

設定を変更するにはレジストリの値を変更します。指定できる値は100～4096です。通常は2000程度で大丈夫だと思いますが、画像ファイルのアイコンを画像自体にするアプリケーションをインストールしているような場合は最大値がよいかもしれません。

HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Explorer: Max Cached Icons=文字列値:500（初期値：省略時の初期値であり、この文字列値は存在しない）; Max Cached Icons=文字列値:100～4096

注意しないといけないのは、レジストリに書き込むのはDWORD値ではなく文字列値だということです（参考資料をご覧ください）。4096に変更する設定が必要な方はレジストリ登録エントリをご利用ください。設定後はアイコンキャッシュの再生成が必要です。デスクトップ上の何もないところで右クリックしてプロパティを選び、設定から画面の色を変更します。通常は最高で使っていると思うので、中を選んで適用ボタンを押してください（問い合わせがある場合ははいを選択）。これでアイコンキャッシュが再生成されたのですが、普段の使用状態に戻すために最高を選んで適用ボタンを押しておきましょう。OKを押してから念のために再起動を行なってください。

[参考資料]「アイコンがランダムに別のアイコンで置き換えられる」