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再生中の動画の画面を保存する

Windows Media Playerなどで動画を再生していて、特定のシーンで「この静止画を保存したい」と思いキャプチャーソフトなどで保存してみたら、映像部分が真っ黒だったという経験をした人もいるのではないでしょうか?

これは動画再生にVideo Overlayといわれる機能が使われ、その黒い部分にOverlay(わかりやすくいえばはめ込み合成)しているために普通は取り込めません。PowerDVDなど静止画の保存もできるソフトで再生していれば問題はないのですが。

同時起動で回避する

Windows XPまでのOSであれば、OverlayがOS上で1つしか利用できないことを逆用すればキャプチャーできるようになります。本命のキャプチャーしたいプレーヤーあるいはソフトを起動する前に、別のソフトがOverlayを使ってしまえばよいのです。

例えば、MPEGやAVIを再生するようなゲームのOPなどを保存したいのであれば、ゲームの起動前にWindows Media Playerを起動して何か動画ファイルを再生し、一時停止してそのまま終了させずにゲームを起動すればゲーム画面内で再生される動画をキャプチャーソフトで取り込めるようになります。また、何かマルチメディア系のソフトで再生する場合も同様に、何か動画を別のソフトで一度再生しておいて、それを終了させずに本命のソフトで再生すれば保存ができるようになるはずです。Media Player 6.4(C:¥Program Files¥Windows Media Player¥mplayer2.exe)の再生中画面がほしいならば、Windows Media Player 9などで別の動画を再生後、一時停止してからMedia Player 6.4を起動して目的の動画を再生すれば保存可能ということになります。

Windows Media Player 9で回避する

再生に普段からWindows Media Player 9を利用している場合は、解決方法はもっと簡単です。メニューバーのツールからオプションを選んでください。そこにあるパフォーマンスタブを選択して、詳細ボタンを押しましょう。ビデオアクセラレータDVD ビデオにそれぞれオーバーレイを使うという項目があるので、チェックを外しておけば普通にキャプチャーソフトで再生中の動画の映像を保存できるようになります。

Media Player Classicを使う

どうしてもうまくいかないという場合は、無料のMedia Player Classicを使うという方法もあります。Media Player ClassicのDownloadをクリックし、Windows2000/XPならばmpc2kxp****.zipを、Windows98/Meならばmpc98me****.zipをクリックしてダウンロードしましょう。このプレーヤーは再生中の動画の画面を保存する機能があります。ファイルメニュー内にあるSave Imageで画像を保存可能です。