ファイルの一覧を作成する

Windows XP

フォルダに保存しているファイルの数が増えてくると、どのフォルダにどんなファイルがあるのか把握するのが難しくなってきます。ファイル数が増えてから一覧を作成しようとしても、あまりの数に目眩がするばかりです。ファイル名での一覧であればコマンドラインから出力をリダイレクトすれば比較的簡単に作成することができます。

DIRコマンドを利用する

多くの場合、ファイル名はそのファイルの内容を示しています。この一覧を取得できればおおよその見当が付くはずです。コマンドプロンプトから、DIRコマンドを実行して一覧を取得します。

dir /s /b [対象フォルダ名]とすれば、調べたい対象のフォルダにあるファイル一覧を取得することが可能です。ただし、このままでは画面に表示されるだけで参照するのが困難といえます。そこで、結果をファイルに出力してしまいましょう。

dir /s /b [対象フォルダ名] >[出力ファイル]とすると、指定したファイルに結果が出力できます。例えば、対象フォルダ名がC:¥WINDOWSで出力ファイルがD:¥list.txtならば、dir /s /b C:¥WINDOWS >D:¥list.txtとすればOKです。

[Listup.bat]
dir /s /b %1 >C:\FileList.txt

上記のようなバッチファイルを作っておき、そのバッチファイルへフォルダをドロップすると、ドロップしたフォルダ以下のすべてのファイルをリストにしてCドライブのルートにFileList.txtというファイル名で書き出してくれます。

あくまでも簡易リストの作成であるため、きれいなリストができあがるなどとは思わないでください。

※WSHを利用してきっちりファイルだけの一覧を取得するものを作成しようと思っていましたが、需要がなさそうな感じだったので未作成です。