Act I 3:海賊
拠点の構築と攻勢準備
まず町の中心と港を作ろう。
お互いの本拠地の間にある狭い海峡の制海権が意外に重要。複数の前哨を作って敵船の海峡通過を阻止するべし。
このマップの最初の目標は町の中心の建造。幌馬車があるのでそれをクリックして選択し、町の中心を作りたいところを指定するだけで大丈夫だからすぐに達成ができるはず。町の中心を作るのは、最初の視界内にある鉱脈のすぐそばあたりがよいでしょう。上陸している島は狭いので、建築物はできるだけ島の内陸部に作る必要があります。水際に建物を建てると敵海軍からの砲撃で破壊される可能性があるためです。上陸地点には早い段階で港を作って海軍力の増強を目指す必要があります。よって、町の中心ができて入植者が出てきたら、陸揚げした物資の回収を行なわせるだけでなく、1人を上陸地点付近で港を作らせておいたほうがよいでしょう。港からは漁船を2つほど作成して食料収集にあたらせます。海戦マップなので戦闘艦艇も建造したほうがよいのですが、それだけでなく、まずはモーガンの旗艦「セント エルモ」を港のそばに移動させて(港のそばだと自動)修理を行ない、耐久度を回復させておきましょう。大破している状態で戦場に投入しても活躍はできませんが、修理が完了していれば海戦の結果に影響してきます。
上陸した島には、たいした数ではありませんが敵が配置されているので、ちょっと探索するだけで左上と左から敵が探索者に引き寄せられるかのように攻めてきます。初期戦力はその迎撃のために使いましょう。初期の戦力で対抗できるレベルですから全然問題ありません。敵には生産拠点がないので、一度殲滅すれば上陸されない限りは安心となります。ただし、資源が少ない海戦マップであるため、戦闘で傷ついたユニットを治すため、教会を造って司祭を作成したほうがよいでしょう。傷ついたユニットを回復させながら内政重視で資源を蓄えてください。市場を作って資源回収のテクノロジーを研究するのを忘れないように。海マップでは敵がいつ密かに上陸してくるかわからないので、ここを本拠地とするのですから念のために前哨を何個か作成しておいてください。でないと奇襲をくらうことがほぼ確実です。
港と戦士育成所を建造するとまた目的達成で経験値が得られます。次の目的は3枚の航海図を獲得すること。その目的を目指す前に、上陸地点の左にある海賊の家を破壊しておきましょう。その周辺には資源が落ちているので、それを入植者で回収すれば資源面でだいぶ楽になります。ただし、その周辺は敵が上陸しようと試みる可能性が高いエリアなので、前哨を3つほど作成して守りを固めておきたいところです。IIIの時代へ進んで前哨もアップグレードしておくことをお薦めします。海賊の本拠地は上陸した島のすぐ左にあるため、島の左側に重点的に前哨を作っておくのが効果的でしょう。そうしているうちにガリオン船が送られてくるので、それを利用して侵攻を開始しましょう。ゲームの進行によっては先にガリオン船が到着するかもしれません。最初に上陸したユニットはそのまま島に残って防衛担当にする感じで大丈夫だと思います。
ガリオン船で侵攻開始
上陸前には海軍の艦砲射撃で敵の戦力を削っておこう。
艦砲射撃で敵を殲滅したあとに上陸すれば無血上陸が可能。資源を採掘せよ。
海賊の本拠地も艦砲射撃を行ない、射程内にいる敵を漸減していきたいところ。
敵側の前哨は相互支援などなく孤立している。8隻ぐらいで襲って破壊してしまうとあとが楽だ。
海峡を突破したら敵の港を破壊していくと制海権が確実なものとなる。
ガリオン船はユニットの作成機能を持っているので、資源さえあればユニットを作成することができます。そうはいっても、到着したガリオン船で敵勢力下の島へ上陸して敵の拠点を襲撃させるのは無理です。このマップはどこも狭い島であり敵前上陸は危険なので、しばらくは拠点で量産して戦力を充実させましょう。ある程度ごとに本国からの援軍でガリオン船とユニットが届くので、それを利用します。建造したのと合わせてガリオン船が6~7隻になったら、下の島へ向かいます。進撃する前に装甲板の研究を済ませておくことを忘れないようにしてください。海岸沿いに移動して、見つけた敵を砲撃で撃破していきましょう。そのもう1つ下の島も砲撃で掃討してしまうとよいですね。上陸して資源を採掘してもよいのですが、そこまでしなくても大丈夫なほど資源はあるはず。それと、最初に上陸した島の左上の小島は攻略する必要なしです。敵の家が1つあるだけでろくに資源がないため、ガリオン船からの砲撃で家を破壊するのが正解でしょう。
残る島、敵の本拠地は防壁や前哨などで守られていてそう簡単には艦艇からは手を出せません。そこで上陸が必要となるわけですが、その前に沿岸にある建物だけでもガリオン船で破壊しておくのは有効です。港のそばまで戻って修復してから反復攻撃をします。序盤で破壊する海賊の家のまわりに作られる前哨で海峡を通過しようとする敵船は撃沈できるので、こちら側の艦艇保有量はおそらく反撃時には圧倒しているはず。もしかすると展開によっては予想ほど敵が損害を受けていなくて大海戦となる可能性はありますが、その場合も前哨の射程内に敵を誘い込んで有利に戦えば大丈夫です。海戦で押し切ったら勝ったも同然で、立ち直らせないように港を破壊し、港が作られないように監視して制海権を確実なものとしましょう。
航海図を回収
重厚な護衛が付いていれば臼砲は安全。予想外に敵が多くても海軍艦砲の射程内に逃げ込めばそうそうピンチにはならないはずだ。
海賊の本拠地には航海図が2枚あり、そのうちの1枚は敵の町の中心にあります。このため海賊の本拠地を潰さない限りクリアすることは不可能です。上陸は島の下側の海岸を利用しましょう。そこから島の最下部に戦士育成所と砲兵育成所を建てて、長槍兵と火炎輪投擲兵を量産します。育成所を建てたそばには財宝があり、片方は金40ですがもう片方は町の中心となる幌馬車です。これを使えば町の中心を作れます。それから、金鉱が残っているようであれば採掘することもお忘れなく。上陸をする前には海岸沿いにガリオン船を並べ、集中射撃で射程内の敵ユニットを倒しておいてください。艦砲射撃で海岸を制圧したら、運んできた戦力を上陸させます。ガリオン船は敵が大軍を繰り出してきたときの火力支援に使うため、海岸から離れてはいけません。敵が大量に出てきた場合にはガリオン船の射程内で戦えば有利ですから。
敵の本拠地へ攻勢をかける前に、臼砲を5部隊用意しておくと楽です。そうすれば臼砲が短時間で敵の育成所を破壊できるので、次々とユニットを作成して迎撃を試みようとする敵の意図をくじくことができます。また、攻撃をする際には、門よりも先に育成所を破壊するとよいでしょう。あくまでも優先すべきはユニットの作成が可能な建物というわけです。そうすることで海賊の戦闘ユニットが減って有利になっていきます。
目標は3枚の航海図を集めることなので、最後の1枚を回収するまでこのマップはクリアとなりません。これを利用して、あえて最後の1枚を取らずに経験値となる建物の破壊やユニット作成や研究をきっちりと行なってしまう方法もあります。
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