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使っているのがXperia Z1だけの時はマグネット充電ケーブルを積極的に購入しようとは思わなかったのですが、Xperia Z Ultraも使うようになったから、モバイルバッテリーからの充電用に1本用意しておきたいと考え方が変わりました。USB端子のカバーを毎回開閉していては防水性能が低下してしまいますし。自宅では充電台を使うからマグネット充電ケーブルは外出時専用となるわけです。ちなみに自宅でのXperia Z UltraはDK-33を使っています。
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出先で充電が必要になるということは、少しでも早く充電したい状態。急速充電対応のケーブルが理想です。そしてケーブルはかさばらないのがベター。そうなると短いケーブルか巻き取りタイプのケーブルとなりますが、短いケーブルは出先だと制約となって使いにくいことがあるので巻き取りタイプのケーブルかなと判断。
最終的にチョイスしてみたのは、急速充電対応150cmのマグネット充電ケーブル「QSX-040BK」と、巻き取りタイプで70cmの「XS360-RCA-01」の2本です。本命は前者で、あわよくば後者も役立つといいなぁ……というのが購入時の期待度。テストには5ポート合計8Aまで対応している「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」を使います。ほかには機器を接続せずのテストです。
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さて、さっそくXperia Z1を使って充電テスト。計測は愛用している「Battery Monitor Widget Pro」を使用しました。このアプリには無料版もありますが、自分は重宝しているから有料版を購入済みなのです。結果は画像参照。
まずは、あまり期待していない巻き取りタイプのケーブルのほうから試してみました。スクリーンショットの左側です。最初の1時間はスクリーンONだからそのぶん充電が遅くなるとはいえ、オフにしてもあまり変わらず。ろくに充電できないので、これでは使い物になりませんね。完全にハズレでした。
続いて本命の急速充電対応のケーブル「QSX-040BK」ですが、USBポートからの充電や充電台より若干遅いぐらいという結果であり、これならば十分使えます。ケーブルが長くてかさばるけど、デメリットはそれだけ。もう1本買い足すならこれにしようかな?
率直な感想をいわせてもらうと、どちらのマグネット充電ケーブルもすぐ外れるから充電中の操作には注意が必要ですね。マグネットは結構強くて、ペタッと金属に張りつくほどなんだけど、端末の表裏方向に力が加わると案外簡単に外れてしまいます。まあ、予想通りって感じなので意外性はありません。そこだけ気を使っておけばお手軽に充電できるから、急速充電対応の「QSX-040BK」でしばらく運用してみることにします。ケーブルが外れては困る場合だけ、これまで通りUSB端子で充電すればいいと思うから。
なお、今回試した2本は、どちらも逆挿し防止の作りになっていました。その点は安心です。マグネット充電ケーブルを購入した場合は、電源に繋がない状態でまず最初に逆挿しできてしまうかどうかを試しておいたほうがよいかもしれません。万一逆挿しして通電しちゃうと、最悪の場合Xperia本体が死にますから。常に目視して接続するならば逆挿しはしないだろうけど、鞄の中などで手探りで接続を試みることがあるようならば、おそろしい事故が起こる可能性を否定できません……。
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