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物理キーを使うのをやめるためにスマートロックを導入
玄関の鍵が普通に使えなくなってきて、日々少しずつストレスがたまってきていました。鍵が引っかかり気味になる程度であれば、鍵穴専用の潤滑剤を使うことで快適な状態に戻るわけで、10年ぐらい潤滑剤を使っていたんだけど、とうとうそれではダメだろうというシリンダー交換を検討すべき状態になってしまいました。
シリンダー交換は2万円ぐらいかかることがあるわけで、それならばスマートロックにして物理キーを使わないようにしたほうが快適だし安いだろうと判断してのスマートロックの導入でした。ずいぶん前から興味を持ってけれど、導入しようという切っ掛けがなかっただけだったというのもあります。
スマートロックの選定結果は「SADIOT LOCK2」
いくつか候補があったのですが最終的に「SADIOT LOCK2」に決めました。CR123A電池2個セットで使う製品が多いのですが、「SADIOT LOCK2」はスロットがAとBの2個用意されていて、CR123A電池を4個入れておけば、使っているスロットの電池が切れたらもう片方のスロットの電池を使ってくれるので、電池切れで反応しなくてスマートフォンから解錠できないという恐怖体験をしなくて済みそうだったというのが大きいですね。
電池残量はスマートフォンのアプリから確認可能です。
要注意な競合製品もあります
なお、競合製品のQrioのスマートロックはやめておいたほうがいいですよ。初代製品がサービス終了という衝撃的なことがありましたから。それはネットワーク経由が必要なサービスを維持できなくなったのならば仕方がないことなのかもしれません。サービスの低下で買った人たちは怒るだろうけど。しかしQrioはあり得ないほど斜め上の対応をしてやり過ぎた。アプリが初代の対応をやめたためスマートフォンを機種変更や端末リセットをしたらネットワークを利用する必要がないアプリ使用での単純な施錠・解錠すらできなくなるんですよ。ありえねぇ~よ。生活で日常的に使う鍵が使えなくなるなんて最悪じゃないですか……。まあ、物理キーを使えばいいんだけど、物理キーを使わないように購入する製品がスマートロックですからね。ユーザー軽視なアプリ提供状態はホントにSony系らしいですね。自分は何度も被害に遭っているから最近は避けているんだけど、どういう思考でそんな顧客軽視の経営をしているのかがまったく理解できなくて呆れ💦
家のカギが「サービス終了」で物議 その後の対応は? スマートロックのQrioに聞く
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2305/17/news113.html
先に「SADIOT LOCK2」のポイントとなる部分の簡単なまとめ
- 既存の玄関ドアに両面テープで取り付けるだけの簡単後付けスマートロック
- ハンズフリー解錠でスマートフォンを取り出すこともなく自動解錠で楽々( 1度自宅から150㍍以上離れた場合にのみハンズフリー解錠は有効)
- 合鍵を最大で20個作成して家族みんなでアプリ解錠ができるし友人向けに1日限りなどでの合鍵の発行が可能
- 最大1分までの時間指定でオートロックすることができる(オートロックを使用しない設定もある)
- 1ドア2ロックの設定の設定が可能
- 別売のシンプルなリモコンキーを購入すればスマートフォンを持っていない人や機械類苦手な人でも大丈夫
- ユーザー登録をしないとアプリが使えない
- 施錠/解錠の処理に時間がかかることがある
- 玄関の名称をあとで変更できない(変更するならば要初期化)
- NFCタッチ施錠/解錠はほとんど失敗する(無線の混雑度といった設置場所の環境によるかもしれない)
- 高価なCR123A電池が採用されているから半年ぐらいでの交換になると維持費が高め(充電式のCR123Aは600mAhが多く充電が頻繁に発生しそうだし、充電不可の1550mAhのPanasonicのCR123Aは4本で3000円ぐらいする💦)
「SADIOT LOCK2」を開封して組み立て部品をチェック
スマートロック本体以外に、玄関ドアのサムターン形状に合せて適合するものを取り付ける3種類のパーツ、サムターンの高さに合わせて調整する3種のスペーサー、取り付け用の両面テープ、スマートフォン連携でタッチ解錠に使えるNFCタグ(これは要らないと思う)、ネジ、CR123A電池2個が付属しています。取付は両面テープなのでいつでも取り外せるんで賃貸住宅でも安心して使うことが可能ですね。
ドアに取り付けた状態はこれ
ちょっとごっつくなりますが、利便性を考えるとメリットのほうが大きいですね。かなりのんびりと取り付け作業を行ないましたが、30分はかからなかったですね。
基本的にアプリ使用だけど念のために物理キーを持ち歩く
シリンダーの状態が悪くなってきているための導入ですので、物理キーはトラブル発生時にしか使いません。6カ月使ってみたところ、たまに施錠/解錠に失敗することがあるものの、極希なので実用上は問題がありません。アプリでリトライすればたいてい通ります。
オートロックを設定していると、物理キーもアプリを入れたスマートフォンも持たずに外に出てしまうと、オートロックで閉め出されます(苦笑)。ついうっかりってのを日常生活でよくやらかしてしまう人にとっては、かなりオートロックは危険デス。自分も取り付けたばかりの時に1回だけ危うい状態を体験した(苦笑)。無意識に一時的なオートロックオフをしていたので助かったんですよね。まあ、導入するとかなり便利だから導入したらかなり楽になるのが確実なわけですが、物理キーもスマートフォンも持ち歩く癖をつけないといけませんね。オートロックはオフにする運用もありですけれど。
便利なアプリで解錠して外に出てアプリで施錠する日々
お出かけ時には、準備が終わったらリビングでアプリを使って解錠。玄関を出たらそのままアプリで施錠しています。オートロックはハンズフリー解錠時にすぐに閉まるといけないなと思って1分に設定しているので、出かけるときにはすぐに施錠しておこうという運用です。
ドアを出たらすぐに施錠するのならば、アプリは閉じない前提でお出かけ時に解錠もアプリでやっておけばいいというわけです。
自分の場合は普段の生活で150㍍も離れた場所に行くことがあまりないので、ハンズフリー解錠が有効になるのはスーパーへ行った時と電車に乗ってお出かけする時ぐらいですかね。なお、150㍍以内にあるのは以下の通り💦
- セブンイレブン
- 埼玉りそな銀行
- 書店
- 郵便局
- ドラッグストアTomod’s
- すき家
- 日高屋
- ヨークフーズ
買い物だと270㍍ぐらいの距離にあるマミーマートに行ったときにしかハンズフリー解錠は機能しないという💦
ハンズフリー解錠の条件は150㍍以上離れること。これ重要。
なお、ハンズフリーを使えるようにアプリへの自宅位置の登録を店のない西側方向に50㍍ぐらい離れた場所で登録し直したので、すき家と日高屋はハンズフリー解錠ができるようになりました(笑)。いやぁー、アプリにハンズフリー解錠の有効化ボタンを用意しておいてほしいものですね。お出かけ中のどこかのタイミングで押せば150㍍以内の近所へのお出かけでもハンズフリー解錠ができるようになるだろうに……。なぜハンズフリー解錠の有効化ボタンがないのやら?
自分は決済と通話とテザリング用の端末になっているApple iPhone SE3を主に鍵として使っています。一応motorola edge 40にも入れているのですが、AndroidはiOSと比べてアプリ操作での解錠処理に失敗する確率が高いような気がしているんですよね。もしかするとmotorola edge 40にSIMを入れていないからかもしれませんが💦
閉め忘れの心配が不要になる便利なオートロック
- 施錠のためにいちいち鍵を取り出すのが面倒くさい
- 外出中に施錠していたかなって心配になることがある
こういう人たちにとってオートロックは便利だといえます。逆にスマートフォンも鍵も持たずに出てしまうと閉め出されますが💦 オートロックの設定はアプリから指定することが可能です。
- ドア開閉検知
- タイマー
- オートロックを使用しない
ドア開閉検知は「SADIOT LOCK2」のサムターン制御部分の横の壁側の枠にオートロック用マグネットを取り付けて、ドアが完全に閉まっているのかを検知してからオートロックをするモードです。サムターンの位置が玄関枠から離れていると使用できません。うちの場合は取説に記載されている範囲内に取り付けられませんでしたが、+2㎝ぐらいならば大丈夫のようで作動しています。今のところはですけれど。普通にタイマー設定のほうを選んだほうがよいかもしれません。
オートロックを一時的に使わない設定にすることもできます。荷物の受け取りをするときとかに便利。その方法は手動で解錠する際に、45度ぐらい捻ったところで1度止めること。するとランプが通常の緑色ではなく紫色に点滅するはずです。これでオートロックの一時無効モードが有効になります。オートロックを再度有効化するには手動もしくはアプリから施錠をするだけです。
NFCタグでの解錠は非常に厳しいとしかいえない
6カ月の運用中でNFCタグへのタッチで解錠に成功したのは15回ぐらい。あまりにも解錠されなさすぎてタッチ解錠は早々に諦めました。NFCタッチ解錠の成功率は、AndroidのほうがiPhoneよりも高かったです。まあ、そもそも失敗しまくりだからストレスがたまるんで普通にアプリから操作したほうが楽だといえるでしょう。
参考資料(AIにスマートロックのメリットを聞いてみた)
Google Gemini
スマートロックには、従来の鍵と比較してたくさんのメリットがあります。
1. 鍵を持ち歩かなくても外出できる
スマートフォンが鍵代わりになるので、鍵の紛失や盗難の心配がなくなり、身軽に外出できます。特に、荷物が多くなりがちな女性や、小さなお子様連れの方にとって便利です。
2. オートロック機能で鍵の閉め忘れを防げる
ドアが閉まると自動的に施錠してくれるので、うっかり鍵をかけ忘れても安心です。帰宅時に鍵を探したり、締め忘れたことに気づいて家に戻ったりする必要がなくなり、防犯面でも安心できます。
3. 遠隔操作で施錠・解錠できる(※多くの製品は別売のオプション品が必要)
外出先からでもスマートフォンを使って施錠・解錠できるので、帰宅前にエアコンを付けたり、家族や友人に鍵を渡さずに家に入ってもらったりすることができます。
4. 施錠状況をいつでも確認できる(※多くの製品は別売のオプション品が必要)
スマートフォンで施錠状況を確認できるので、うっかり鍵を閉めたか不安になった時でも安心です。
5. ゲスト用の解錠権限を発行できる
一時的に家に入ってもらう必要がある人へ、期限付きの解錠権限を発行することができます。鍵の貸し借りをする必要がなくなり、セキュリティ面でも安心です。
6. 家族それぞれの利用状況を把握できる
誰がいつ帰宅したか、外出先から施錠・解錠したかがわかるので、家族の生活リズムを把握しやすくなります。
7. 宅配業者への一時解錠機能
不在時に宅配業者が来た場合、一時的に解錠して荷物を置いてもらうことができます。
8. 様々な機能と連携できる(※多くの製品は別売のオプション品が必要)
スマートスピーカーやスマートホームとの連携で、さらに便利な暮らしを実現できます。例えば、帰宅時に自動で照明が点灯したり、エアコンが起動したりすることができます。
9. デザイン性の高い製品も豊富
従来の鍵とは異なり、様々なデザイン性の高い製品が販売されています。インテリアに合わせて選ぶことができます。
10. セキュリティレベルが高い
暗号化技術や不正アクセス防止機能など、高いセキュリティレベルを備えた製品が多数販売されています。
このように、スマートロックにはたくさんのメリットがあります。従来の鍵と比べて利便性、セキュリティ面で優れているので、快適で安心な暮らしを実現したい方におすすめです。
スマートロックを選ぶ際の注意点
スマートロックには様々な種類があり、それぞれ機能やデザイン、価格などが異なります。選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてください。
必要な機能:オートロック機能、遠隔操作機能、ゲスト用解錠権限など、必要な機能が搭載されているか確認しましょう。
デザイン:自分の家のインテリアに合うデザインを選びましょう。
セキュリティレベル:暗号化技術や不正アクセス防止機能など、セキュリティレベルの高い製品を選びましょう。
価格:予算に合った製品を選びましょう。
また、賃貸物件に住んでいる場合は、取り付けが可能なドアかどうか確認する必要があります。
Microsoft Copilot
オートロック機能で防犯面も安心:
スマートロックは自動で施錠してくれるため、外出時に鍵をかけ忘れる心配がありません。
開閉センサーやジャイロセンサー、タイマー式のオートロックがあり、必要なときだけ設定できます。
ハンズフリーで開錠できる:
スマホがスマートロックの感知範囲内にあれば、スマホを取り出さずにハンズフリーで開錠できます。
区分住宅の場合、エントランスと玄関の両方をハンズフリーで開けることができます。(※ハンズフリーに対応している住宅はあまりないと思うけど、自分はスマートフォンケースにストラップをつけてそこにマンションのタッチキーを取り付けて運用中▶️見た人からスマートフォンのタッチで解錠できるのと聞かれたことがある💦)
既存の玄関に後からつけられる:
スマートロックは建設時の設置が必須ではないため、必要になったタイミングで後付けできます。
配線工事不要で簡単に取り付けられるものも多いです。
スマートホームとの連携可能:(※多くの製品は別売のオプション品が必要)
スマートロックは家電と連携させることで、開錠時に照明をつけたり、床暖房や給湯器の稼働を制御できます。
IoT機器の登録と設定が必要ですが、一度登録すると自動で稼働します。
遠隔操作ができ履歴を確認できる:(※多くの製品は別売のオプション品が必要)
スマートロックのアプリから遠隔操作でき、入退者の履歴を確認できます。
鍵の紛失や閉め忘れを防止できます。
スマートロックはセキュリティと利便性を両立させ、多くの住宅で導入されています。(※多くの住宅というのには盛りすぎの疑念を抱いてしまう)
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