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機材更新する時計の要求性能
今住んでいるところへ引っ越した直後頃に購入した機材は、だいぶ長く使い続けているものが更新時期を迎えてきました。その頃に購入したものが毎月のように壊れていっているという出費が嵩む困った状況です。今回は時計なんだけど時計から時計への更新ではありません。使っていた温度計と湿度計の調子がおかしくなって、どう考えてもその数値おかしいよねって数値が表示されているから、どうせならば時計とまとめて統合してしまおうということで要求する条件を選定しました。
- デジタル表示で文字は大きいもの
- 壁掛け時計・置き時計の兼用が可能
- 温度と湿度の表示ができること
- 手動での時刻合せが不要の電波時計
- 可能ならば電池じゃなくAC電源
- アラームはスマートフォンを使うから不要
DL208Wに決めた
要求する条件を満たしている製品を探していったところ、SEIKOのDL208Wとなりました。この製品は70色で文字のグラデーション表示ができるので、見た目もなかなかのもの。まあ、最初のうちしか気にしなさそうなのは確実なんだけどね(笑)。ちなみに時刻合せのための電波受信中は文字色は靑に固定されます。グラデーション表示ではなく文字色が白に固定の製品もありましたが、時計なんてそうそう買い換えるものではないので、長く使うのだから変化のあるグラデーション表示が可能な製品のほうがよいかなと考えたわけです。実用性は変わらないけど💦
2015年9月発売の製品なので購入時点ですでに8年近く経過しているんだけど、時計なんて新機能が出てきたりしないわけでして。毎年リニューアルされるようなジャンルの製品でもないので問題はありません。
- 電波修正機能(40kHz/60kHz自動選局・受信OFF機能つき)
- 時刻/カレンダー表示切替
- 2099年までのフルオートカレンダー機能
- 六曜表示(2030年12月31日まで)
- 高コントラスト液晶
- 明るさ切替機能
- 置用スタンドつき(掛置兼用)
- 石膏ボード用掛金具つき
- 温湿度表示(温度測定範囲:0℃~40℃ 測定精度: ±2℃ 湿度測定範囲:25%RH~85%RH 測定精度:±8%(25℃)
- 12時間制/24時間制切替式
- 専用ACアダプター(コード長約3m)
- バックアップ電池:CR2032(停電時の時刻・カレンダー情報の記憶専用でこの電池だけでは表示は不可)
- 132×262×23㎜
- 530g
使用してみた感想
実際に手に取ってみると、思っていたよりも大きくて置き時計として使うにはそれなりのスペースが必要だなと思わされました。自分は最初から壁掛けの予定で、置き時計として使うのはおまけ程度に考えていたので問題はなかったんですけどね。
正確な時刻を取得するための電波受信は、うちの環境では約15分ほどでした。これはメーカーの公表している時間と一致しています。設置場所は窓から1.2mほどです。問題はないのでバックアップ電池はなくてもよかったかなぁ。よくよく考えれば電波時計ならば多少時間はかかるけど自動で時刻合せが行なわれるんで、よほど電波状態の悪い場所に設置するのでなければAC電源でなく電池でもよかったかなという気もしたりして……。今さらですが💦
夜は暗闇の中で文字情報が引き立つ闇に浮かび上がるかのような表示で、かなり見やすくて更新元の温度・湿度計よりもはるかに便利になりました。満足度はだいぶ高めです。
ちなみに選考時に次点だった製品は……?
歳をとるほどに視力が低下していくであろうことから、文字の読みやすさを優先して大きいDL208Wを選んだわけですが、かなり迷った製品がありました。令和と西暦の表示ができる時計です。役所への届出書類以外はたいてい西暦で済むんだけどさ。普段は西暦のほうで認識して生活しているわけだから、書類を書くときに和暦を聞かれてもわからんのであると便利な機能なんだよねぇ。役所は旧態依然で面倒くさい……💦
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