この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約5分1秒で、速読ですとその半分ぐらいです。
Mastodon(マストドン)が急に流行ってきたので、継続的に使うかどうかはともかく、ちょっと使ってみてどのようなものか知っておこうかなと思って登録してみました。MastodonはTwitterに近いSNS。インスタンス(サーバー)が複数あってゆるく連携している感じだったので、どこかで試してみようかなと思ったわけです。黎明期って「たーのしー!」もんね。
※執筆時点(2017-04-21)では積極的なお薦めはできません。退会(アカウント削除機能)がないし、誹謗中傷を通報する先もないので、万一トラブルに巻き込まれたらかなり面倒そうです。後者は現状使っていても使っていなくてもどうにもならない状態といえますが💦
インスタンスはどこで登録するか悩みましたが、人気のあるmstdn.jpは個人提供だったので、負担をかけるのは悪いと判断してpixivさんがサービスを提供しているPawoo(パウー)を選択しました。誰でもインスタンスを提供できるというのは、各企業が提供する可能性があります。さすがに仕組み上、企業が個人の提供するインスタンスにただ乗りして公式アカウント作成とか恥知らずなことはしないと思う……自社でインスタンス用意でしょう、たぶん。ニコニコさんのfriends.nico(すでにサービス終了となりました)に登録して動画と連携は有効そうなのでありえるかな。
投稿されるイラストが原因の価値観の違いで海外のインスタンスから遮断されて現代の鎖国とかいわれていたPawooを選択。貴重な体験になりそうだったというのもあって。イラストがたくさん流れていそうでよいかもというわけです。別のインスタンスのアカウントもフォローできるので、どこで登録しても(ちょっと手間は発生するけど)問題はないはずということもありました。さっそく長時間のサーバー落ちで接続できない現象を体験したのにはまいりましたが💦
さて、登録の仕方ですが、普通な感じで戸惑うところはありませんね。ユーザー名、メールアドレス、パスワードを入力すると確認メールが届くので、それで認証を済ませて、ログインすればOK。ユーザー設定は初期設定で大丈夫だとは思いますが、一応確認しておいたほうがいいかもしれません。システム的には似通っているTwitterと異なるのは、つぶやきごとに公開範囲を変えられること。一般公開、公開するけれどみんなのTimeLineには表示させない(検索すれば見つけれる?)、フォロワー相手にだけ公開、指定した相手にだけと選ぶことができるんですよね。この公開範囲の指定はGoogle+的な気がする。
インスタンスが異なると同一IDでアカウントを取得できるので、別インスタンスのアカウントを相手に会話をしたい場合は、アカウント名@相手インスタンス名としないといけない(例えば自分のアカウントであれば、@losttechnology@pawoo.netと長くなる)指定がやや面倒かもしれませんね。サーバー名を記述すれば、別サーバーの相手とも会話ができるのはいいと思いますが。設定にフォロー・ブロック・ミュートのリストをインポートとエクスポートできるので、別のインスタンスに乗り換えるのも容易かも。
あ、自分はいつまで使うかわからないのでアカウントのアクティブ期間は不明デス。SNSってみんなが一緒に移行しないと連絡で問題が起こるわけで、今のところ積極的に使う理由を感じていないんですよね。なのでチェック間隔が長くなる可能性があるかもしれないし、放置モードが始まる可能性も高そうです。
PCのブラウザがGoogle Chromeであれば、拡張機能の「Tooter」をインストールしておくと便利かも。LoginしてMastodonと連携をさせておけば、各サイトにあるTwitterのアイコンをクリックしてつぶやく際に「Toot」「Tweet and Toot」のボタンが追加されていてTwitterと同時につぶやいたり、Mastodon側だけつぶやくことができるようになります。これでしばらく併用してみようかという感じです、はい。
ちなみに共有する画像はある程度縮小されることを確認済み。確認したところTwitter同様でExif情報は消されていました。作成者情報を含めて。将来的にはどうなるのかわかりませんが、使い続けるのであればそのあたりを気にする人は継続的に画像情報をチェックしたほうがよい点かもしれません。
コメント