Googleフォトで「容量を開放」してみた

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もうGoogle先生のサービスに完全に依存している自分は、写真のバックアップも当然Googleフォトを使っています。Android端末からの自動バックアップと、PCからの自動バックアップでがっつりと……。PCのほうは全部をバックアップ対象にしていないものの、気がつけば、いつの間にかバックアップ済みだけで150GBほどになっていました。

あと1年ちょいはストレージ容量に余裕があるとはいえ、そのまま期限ギリギリまで放置してしまうのも危険。今のうちに試しておいたほうがよいだろうと、「容量を開放」を実行してみました。「容量を開放」自体は過去にも何回か行なっているわけですが。

今回がこれまでと異なっているのは、4Kで撮影した動画データがあることと、RAWローデータ(Sony ARW形式とDJI Mavic ProのDNG形式)が含まれていたこと。4K(3840×2160)動画は無料範囲のフルHD(1920×1080)になるのかなと予想できるものの、RAWローデータはどうなるのだろうという点が気になっていたんですよね。

「容量を開放」した結果はご覧の通り(実行から24時間経過後)。Googleフォトでの使用量がきっちりと0となりました。まあ、これは機能が正常動作すれば当然の結果なのですが。

この状態で容量を消費していたデータがどうなっているのかを確認してみます。

4K動画は処理中で再生できない状態になっているものがいくつもある状態。Googleフォト上の情報では4Kになっていても、動画をダウンロードしてみるとフルHDになっているのがあったので、最終的には4KではなくフルHDに置き換わっていきそう。YouTubeで変換が終わるまでは元データが再生されるってのと今は同じような状態なのではないかと思われます。4Kで残したいならば、Googleフォトでバックアップするのではなく、直でYouTubeに4KデータをUploadすればいいような気がする。

個人的にかなり気になっていたRAWローデータ(Sony ARW形式)は、手元のHDDにあるファイルと比較してもファイルサイズが同じままなので、容量の解放後も撮影時のまま元の状態が維持されている模様。自分の機材が解像度を抑えて1画素あたりの受光量を増大させる方向の設計で解像度が12Mと低い特殊なα7Sであり、Googleフォトの無料範囲の解像度16M以内に収まっているからなのかもしれません。もしくは、今後順次処理が進んでいくと圧縮されて別の結果になっていく可能性もあり得るのかなと。でも、もしこのまま今後もRAWローデータで保存できるのならば、α7Sユーザー大勝利!?💦

ちなみにDJI Mavic ProのRAWローデータ(DJI Mavic ProのDNG形式)も解像度が12Mなので、こちらも今のところ元のデータのままになっています。

RAWローデータのままバックアップを保持できるとすごくありがたいんだけどなぁ。そんなおいしい話は期待しちゃダメなんだろうな~。

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