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東日本大震災から5年。3月11日はどん君と宮城県名取市へ向かって、ダム見学、牛たん食べる、日本一低い日和山を見る(登る)、日和山(閖上湊神社・富主姫神社)での黙祷、そして最後に3.11名取・閖上追悼イベント2016と詰め込みスケジュールでした。
ダムは別カテゴリーで別途書くので(たぶん)、まずは国土地理院の地形図に山名と共に掲載されている日本一低い日和山から。この日和山はかつて6mで日本一低い山として掲載されたものの、その後に大阪府にある天保山が4mで掲載されて日本一の座から転落していたのですが、東日本大震災の津波被害を受け、標高3mになってしまい再び日本一低い山として掲載されたため、震災の影響もあったという曰わくがあったりします。
わかってはいましたが、日和山は本当に低かった……。すでに自分たちの訪問よりも前に献花されていました。周辺は自然環境保全地域なので鳥が多いです。地震が発生した14時46分18秒は、別の場所なんだけど同じ名称の日和山(閖上湊神社・富主姫神社)で迎えました。気になる人がいると思うので、こちらの高さは6.3mであることを記しておきます。ここで集まった人たちと一緒に黙祷。神社では自分は写真を1枚も撮っていないので写真は掲載できません。
※鳥たちの写真はSonyのコンパクトデジカメのDSC-HX90VのSCNモードペットで撮影し、ほかはミラーレス一眼レフカメラのα7S+SEL35F14Z(Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA)で撮影しています。
その後は仙台空港へ。ここも応援がいっぱいです。しばらく飛行機を眺めていました。でも、飛行機がよく見えるのは空港からちょっと離れた場所っぽかったかな。久しぶりに近くから旅客機を見られた気がします。
※ここの撮影はSONYのスマートフォンXperia J1 Compactを使いました。
寒いよねって話しつつ、「3.11名取・閖上追悼イベント2016」の会場となる名取市役所へ移動。旧閖上小中学校が解体工事のため、今年は会場が変わっていました。追悼イベント自体は、震災以前から名取市は毎年8月に水難犠牲者や先祖供養の灯籠流しを行っていたため、震災後に犠牲者を追悼する目的で被災日に飾るようになっていたようです。
会場には「3.11 閖上 Pray for taiwan」のキャンドルが用意されていました。そう、東日本大震災時に多くの支援をいただいた台湾が地震被害に遭ったから、閖上からの恩人へのお言葉。ただ、広角の24mmレンズでも撮れないような設置だったので、そのキャンドルの全体写真は掲載できません。16mmのレンズはどん君にα5100と共に貸し出していたので試さなかったけど、収まらないのは間違いなかったから、もっと超広角レンズか離れないと全体写真は無理そうな感じだったかな。一応複数カ所から撮影してのPhotoshopでのパノラマ写真作成も試してみましたがうまく繋がらずに断念しました。
明るいうちに到着したので、灯籠の明かりを見ることができるまでには時間の経過が必要。その間に、撮ってみたいのはどのあたりにあるのか点灯前の灯籠を見てまわりました。灯籠の数が多かったので、どのあたりによさそうなのがあるか見ておかなくちゃってわけです、はい。
あと、灯籠ならば低い視点で撮るのがいいかなと思い、三脚は常時携帯する目的で買っておいた小さいのしか持っていってなかったけど、それで事足りたので大丈夫だったかな。明るいうちに三脚を取り付けて軽く画角チェックです。その後、名取市は確か記憶が確かならば初めての訪問だったため、市役所内にある郷土まわりの情報を見ていました。
※灯籠の撮影はすべてα7S+SEL35F14ZでPIXI MINI TRIPOD三脚を用いての撮影です。
Googleフォトで作成されたHDR写真を掲載しているので、実際の見た目よりも明るめ・鮮やかな傾向となっています。写真は点灯直後のまわりがまだ明るい灯籠から時系列順での掲載。暗い写真になっていきます。AモードでF値を少し変えつつ、ほとんど撮り直しとかせずに、BRK±0.7EVで3枚撮りをして駆け足的な撮影をした感じだったかな。埼玉からの日帰りスケジュールでは、さすがにかなり時間が厳しかったのと、雪も降ってきたので、これぐらいの撮影で限界でした。
被災地の復興が1日でも早く完遂されることを願うばかりです。
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