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不祥事でいちど上場廃止となり、再上場後にどこまで行くのか気になって、個人的に監視していたのが<9024>西武ホールディングスです。株価はずいぶん上がって、再上場直後に買っておくのが正解だったわけですが、不確定要素を嫌う自分向きの銘柄ではなかったので手を出せずにいました。
ちょうど今から1年ぐらい前の2014年6月中旬頃に、株主優待あったほうが飯能とか秩父に行きやすいんじゃないかとか血迷ったことをいっていた時期があったんですよね。手持ち資金では絶望的に無理だけど、1万株持っていれば西武線全線(電車)のパスが優待で得られるのには魅力を感じまして。投資家視点からするとそのような優待はNGなんだけど。
株価的には結果論からすると再上場直後に買っておくべきだったなぁーって思います。株価の大幅下落後でもかなりの利益になっていたわけで。ぐぬぬ。でも損失を発生させないのが(これまでとこの先しばらくは)自分の最優先方針だから仕方ない。方針の見直しも今後の課題になるのかなってことで、投資ルールの見直しが必要になってきた感じ。
チャートを見ると2015年は5月22日に窓を開けて大きく下がっていますが、これは西武を支援していたサーベラスが株式売却へ動くと報道されたからなわけです。特に事情がなければこういう大幅下落局面で買えば半値戻しとかの相場で儲かるんだろうけれど、今回は戻っていません。
鉄道は潰れないだろうとは思っても、配当利回りは絶望的なまでに低いし、立ち向かうべき局面でないのは明らかですし。サーベラスの保有株爆撃が終わるのを確認できるまでは、買えないよなぁ……って眺めている状態なんですけれど、Steel Partnersが某会社から全売却して撤退したあとの株価の動きを知っていると、落ち着くまで1~2年は様子見しないといけないように思うので気が遠くなるんですよねぇ。
まあ、株式市場で無理をせずに手堅くいく方針を貫いていれば、かなり遠い将来に株式を取得して西武線全線パスを得ることができるんでしょうかね?(そうなるまで生きていられるのかな?(苦笑))
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