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いきなり狭山湖周辺や比良の丘といった暗くて天体がよく見えそうな場所へ行っての撮影は不安なので、自宅近くの西武鉄道小手指車両基地の南側の畑付近で撮影テストを行ないました。
前日は日付の変わった後には誰も通らないだろうと思っていた道路の東側にある行き止まりの道から撮影していたら、カメラの前を通るように自動車が進んできて途中断念となったため、畑の中を通る細くて街灯もない舗装された道路を今回の撮影ポイントに設定。
自宅から徒歩15分ぐらいでしょうか。街灯の少ない暗い道を歩いて向かいます。途中で数枚撮影。手ぶれ軽減のため、シャッタースピードを1/8秒にしていたら、ISO AUTO(100-102400)設定でISOが102400まで跳ね上がりました。これは上がりすぎなのでISO AUTO(100-51200)に設定を変更。
歩いて行く道は暗くてどこまでが道なのか不安になります。北を撮影するべきなのですが、北のほうは明るいので、今回のテストでは西のほうを撮影しました。
街灯の明るい道路に出たら畑沿いに南へ。明るい高原が近くにあると、暗闇が昼間のように明るく浮かび上がるのが α7S(ILCE-7S)って面白いですね。当初は砂利道のところで撮ろうと思っていたのに、所沢西高校はまだ明かりが灯っていて明るく断念。なんか撤収した01:00も明るかったなぁ。そんな真夜中までご苦労様としかいいようがないですよね。やはりそこまで行かないとダメかってことで、もうひとつ南の道へ向かいました。真っ暗な街灯のない細い道へと入っていきます。
さっそくPlayMemories Camera Appsの「ライトトレイル」を起動して、ISOを上限の400に設定変更。星の軌跡を撮影する「スタートレイル」アプリもあるんですが高いし、あれは撮影結果が動画となるものなので、静止画を撮りたいから「ライトトレイル」を使えないか試してみるわけです。やはり暗いですね。そしていきなり失敗。軌跡がおかしいと思ったら、レンズの手ぶれ補正をオフにし忘れていました。1度アプリを終了して手ぶれがオフになるよう設定を変更してリトライし、727秒撮影。暗いので画像を補正したものと、撮影場所がわかるようシャッタースピード30秒ISO 320で撮影した写真も用意してあります。
さらにもう少し西へ進んだ場所からも撮影してみました。1891秒も撮影するとだいぶ軌跡が長くなります。撮影した写真は記事先頭にあるので補正した画像のほうをご覧ください。割といい感じに仕上がりました。撮影場所がわかるシャッタースピード30秒ISO 400で撮影した写真と、Xperia Z Ultraで撮影したライトトレイル実行中のα7Sの写真も用意してあります。いやぁ、真っ暗でXperia Z Ultraのカメラだと高感度モードでもろくに写らないですね。
とりあえずは撮影した写真を補正することが前提でよいのならば、ライトトレイルのアプリでも星の軌跡を撮れるといったところでしょうかね。ただ、持っている三脚は風向きによっては強風時に少々不安を感じたので、新たに三脚を購入することにしました。いろいろ考えた末のリモコン付き三脚です。実物をすでに触っていたので、先ほど調べた時にリモコンは三脚から分離できると知って、それはいいなと思ったわけです。対応機種に α7S(ILCE-7S)も入っていたし。
まだ夜は寒いんで、来月ぐらいに暖かくなったら狭山湖周辺で撮影してみようかな?
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