編集を一切しないで動画変換するならばHandBreakが速い

アプリ

この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約2分49秒で、速読ですとその半分ぐらいです。

ファイルサイズを抑えたい

デジカメで撮影した動画データやカット編集が不要な映像などは、シンプルで楽な変換アプリを使った方が楽だよなって思うようになり、「 HandBreak」を再び使うようになりました。ずいぶん久しぶりの使用ですね。昔試してみたときには、ハードウェアエンコードの画質があまりよろしくなくて(アプリのせいじゃないので)ハード側の改善待ちと判断していたわけです。その後すっかり忘れていたんだけど💦

「HandBreak」でできることは少ない

映像サイズの変更は「寸法」タブからできます。使いづらいけれど範囲選択で映像の特定部分を切り取るということも可能です。指定方法が絶望的に面倒なのでやめたほうがいいと思うけどね。今後改善される可能性はあるかもしれませんが……。

エンコード設定は、プリセットで選択します。Intelの内蔵GPUを使うのであれば「H.265 QSV」を指定。Macの場合は「H.265 Apple VideoToolBox」を指定します。カスタマイズなどをした設定をデフォルトにしたい場合には、アプリ上部のメニューバーにある「プリセット」から「現在を既定に設定」を選べばOKです。

画質と出力ファイルサイズは「動画」タブから品質のバーで調整します。許容範囲内の画質設定まで落とせばだいぶファイルサイズも減るので、デフォルトの品質から少しずつ落としていって妥協点を探る感じがよいかもです。

※自分はカット編集が必要な場合はAVIUTLでのQSV出力を使用しています。

ハードウェアエンコードはコア数が多い方がやはり有利

手持ち機材でどちらもハードウェアエンコードに設定して変換しているのですけれど。すでにたいした待ち時間ではありませんね💦 おそらくProじゃないMac mini M4の最小構成(10万円未満のCPU10コアGPU10コア)でもだいぶ早く変換処理が終ると予想します。変換時間よりも低消費電力が求められている時代なので、そのあたりで判断に悩む人もいるかもしれませんね。

テスト環境
System Intel® Core™ i7-13700T Apple M4 Pro (Mac mini)
CPU 16コア(Pコア8基+Eコア8基) 12コア
GPU コア数非公表(32の実行ユニット) 16コア
プリセット H.265 QSV 1080p H.265 Apple VideoToolBox 1080p
24分アニメエンコード 約60秒前後 約90秒前後

コメント