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電動エアダスターは、お掃除用品として持っていると便利だと思います。メリットとデメリットを考慮した場合に、これが一番活躍しそうです。
お手入れ対象のものたち
埃が溜まったり付着しやすい製品にはたいてい使えるんじゃないでしょうかね。やっている人もいるんでしょうけれど、PCのケース内なんかは掃除機で埃を吸い取るという行為は怖いから自分にはできませんし💦
- キーボード
- メガネ
- カメラのレンズ
- PC関連機器
- スマートフォンやタブレットなどのディスプレイ
これまで埃を吹き飛ばすのに使っていたものと電動エアダスター
気がついたらいつの間にかホコリが付着していたなんてことってありますよねぇ。息を吹きかけて飛ばすというのでは対処できないこともあるわけで、何らかの用意があったほうがよいと感じるのではないかと思います。
スプレー缶タイプのエアダスター(ダストブロワー/エアージェットクリーナー)
スプレー式の缶のエアダスターは、PCのケース内の掃除などで昔はよく使っていました。しかし、これはガスの臭いが気になるのと、使用するたびにコストが常に発生するので、ここで使ってもいいのだろうかとためらうことがあったりして、次第に使わなくなっていきました💦
うん、維持費は重要な要素になりますよねぇ。
手で握るブロワー
α7Sを購入したときにカメラのレンズを手入れするために導入していたブロワー。これならば維持費はかかりません。握る強さと早さで風圧(風量と強さ)を調整できるのはよいのですが、がっしりと強く埃が付着している場合や広範囲のお掃除の場合に、吹き飛ばすまでに何度も握らないといけないので手が疲れてしまうという問題がありました。
まあ、PCのケース内の埃を吹き飛ばすのには何ら問題がなくて、ケース内のお掃除に活躍してくれましたが。メガネに埃が付着したら即使用って感じで、お手軽に使えていたのでコストパフォーマンスは抜群です。ブロワーは100円ショップでも売られていましたが、その製品は自分にとっては使いにくかったので、自分はKenkoの「KPB2-SN BK」を愛用しています。
電動エアダスター
今回選んだのが、充電式で何度でも使える電動エアダスター。維持費は0とはいきませんが、充電する電気代だけなのでそれほど気になりません。スプレー缶タイプのよりは風圧が若干弱いなと感じますが、自分の使用している範囲内では今のところ特に問題とはなっていないので常用できるという感触。風圧の調整ができないから、カメラのレンズに使うのはためらいますが、そこはブロワーでいいや💦
導入した電動エアダスター「CD-ADE1BK」
製品自体は、エアダスター+LEDライトであり、シンプルなものとなっています。LEDライトはPCのケース内など暗い場所を対象に使うときに役立つだけでなく、非常時のライトとしても有用。結構明るい。ちなみに充電中は🔦LEDライトは使えませんでした。
- 充電端子はUSB Type-CですがUSB PDには未対応です。5V2A(10W)もしくは5V1A(5W)での充電となります。
- 風圧は固定で調整不可(出だしだけやや弱いところから始まる)
- ノズルは着脱式で、使わない時は収納場所に装着し、製品を立てる場合に支柱になる
- ノズルを装着しなければある程度の範囲に、ノズルを装着するとピンポイントに風圧を掛けることが可能
- 結構うるさいので場所や夜間は使うのをためらうことになるかも?
- 噴射ボタンは押し続けている間だけの動作だけでなく、ボタン2度押しでもう1度ボタンを押すまで継続噴射が可能
仕様
バッテリー | リチウムイオン電池 |
バッテリー容量 | 3.7v 6000mAh |
充電時間 | 2A/約2.5時間 1A/約5時間 |
入力 | DC5V/2A |
消費電力 | 10W |
使用可能時間 | 約20分 |
ノイズ | 76~80dB |
サイズ | W55×D94×H185mm |
重量 | 320g |
風圧 | 27~32g |
モーターパワー | 40W |
モータースピード | 35000rpm |
LED電源 | 最大1W |
LED点灯時間 | 24時間(LEDのみ使用時) |
操作環境温度 | 0~40℃ |
保存温度 | -20℃~60℃ |
使用温度 | 25±2℃ |
相対湿度 | 60~70% |
ケーブル長 | 約1m |
付属品 | ノズル、USB充電ケーブル、取扱説明書 |
使用感
充電時間は5V2Aで2.5時間と記載されていて長いんですが、使用できる時間は20分と短いんですよね。まあ、20分も使い続けることはないから、充電ケーブルをこの製品が専有する時間が問題となるって感じでしょうか。4~6ポートのような多ポートのAC-USB充電器を使っているのであれば特に問題となることはなさそうに思えます。
USB Type-A Type-Cのケーブルが付属しており、「必ず付属のUSBケーブルで充電してください」と、付属ケーブル以外では充電しないように注意書きがありますが、手持ちのUSB Type-C Type-Cのケーブルで充電しても特に問題はありませんでした。でもその場合は自己責任で使ってねってことなので、何かあっても保証外となるでしょう。
それにしても気軽に使えるのは最高!
(お互いに補完し合う感じでブロワーと併用でいきますけれどね)
それはさておき、ノズルなしの状態で使うと、スマートフォンやタブレットに付着したホコリは吹き飛ばせないものが多少ある感じですね。ほんのちょっと手間だけど、ノズルはちゃんとつけてから使ったほうがよいです(笑)。
あと、携帯するにはやや大きいから気軽に持ち運びをするという人はあまり多くなさそう。でもこれ、夏だと暑くて少し涼みたいって時にノズルなしで使えば簡易携帯送風機として活躍してくれそうです。USB Type-Cのケーブルでモバイルバッテリーから充電もできますし……。うん、モバイルバッテリーからの充電は、充電時間を考えると非現実的ですね💦
ほかには、ガスを使うスプレー缶タイプと違って、使う場所が火気厳禁かどうかを気にしなくてもよいのが楽ともいえるでしょうか。まあ、将来バッテリーが死んだりして捨てることになったときには、リチウムイオン電池内蔵だから面倒そうですけどね💦
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