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Windows 11の正式版が公開されてから1週間が経過したところで、大規模なアップグレード失敗の話は見かけなかったので、ちょっとアップグレードしちゃおうってノリでやってしまいました💦 そして不満を感じながら現在も使用継続中だったり。
インストールアシスタントからのアップグレード
うちのメインPCはWindows 11に対応しているので、いつアップグレードしようかと少し悩みました。安全を考えれば2021年の間はWindows 10のまま運用するべきなのはわかっているんですけれど、ついついやっちまえと悪魔の囁きが……。やばいですね~。
でも、まだWindows UpdateではうちのPCには配信が来ていなかったので、手動でのアップグレードを行ないました。「Windows 11 インストール アシスタント」をダウンロードして実行します。
実行すると、ユーザーアカウント制御で変更を許可するか聞かれるので当然許可。あとは普通のアプリと同様で、使用許諾契約を確認してインストールを進めていくだけです。戸惑うような点はありませんでした。アップグレードにかかった時間はうちの環境では30分ほどと思ったよりも短かったかな。
Windows 11のExplorerは扱いにくかった💦
Windows 10でタイトルバーの色をカスタマイズしていたわけですが、Windows 10ではExplorerのタイトルバーの色もレジストリで設定した色になっていたのに、どうやらWindows 11ではExplorerには適用されないようで。また見づらくなってしまっているという。変更方法はあるのだろうか?💦
それと、フォルダーの表示は、普段から「グループで表示」「日付時刻」にしているんですが、その設定を全フォルダーに適用しても、なぜか異なる設定に勝手に変わることがあって戸惑い。どうなっているんですかね……。
なんだかバグがたくさん残っていそうだなと思いつつ、しばらく使ってみることにしました。10日以内ならばWindows 10に戻せるしね。
……と思っていましたが、もうこのままWindows 10に戻さずにWindows 11で行くことを決意。問題がある部分も、そのうち直るだろうってことで💦 判断をミスったか?
細かい部分だけど嬉しい改善点
- Windows 10 (October 2018 Update:バージョン1809、ビルド17763.1)以降で使えるようになったクリップボード履歴からの貼り付け
+ V で、貼り付けメニュー上部に「最近使用したもの」「絵文字」「GIF」「顔文字」「記号」「クリップボードの履歴」のアイコンが追加されて、コピー&ペースト以外でも役立つようになった。もちろん、Windows 10の時と同様、クリップボード履歴で繰り返しよく使いそうなものをピン留めしておくと、PCを再起動してもペースト候補に表示されるので便利。デフォルトで有効なはずだけど、使えない場合は、+ X (もしくは ボタンを右クリック)から「設定」を選び、「システム」にある「クリップボード」から「クリップボードの履歴」をオンにします。 - Windows OSの処理が軽くなったようで、今のところMP4(H.264)での映像エンコード処理がWindows 10と比べて約5%ほど向上しているんじゃないかと感じるほど処理速度の向上を体感できている。
- Explorerで緑のバーが延々と伸び続けるのを待たないとファイル操作ができないイライラさせられる現象がなくなっているっぽい(まだ体験していないだけかもしれないけれど)。
不具合が発生している部分
2021年10月末の段階でいくつか問題が起こっている部分があります。うちの環境だけとか特定の環境で発生するものである可能性は否定できませんが。そのうちアップデートで直るんでしょうけれど、やっぱりまだWindows 11へのアップグレードは早かったか💦
- タスクバーの通知領域領域に表示されるスピーカーアイコンが、ミュートしていないのにちょくちょく ミュート表示されることがある。もちろんミュートアイコンの時でもちゃんと音は出ています。表示と状態の不一致というものです。
Alt +Tab でのタスク切り替え動作がおかしい。アクティブな切り換え元のアプリでAlt が入力されてからタスクが切り替わることがあるため、タスク切り替え先のアプリから戻ってきた時に、フォーカスがタスク切り替え前と異なる部分(アプリでAlt を押した時のフォーカス先:たいていはメニューバーの「」)に移っていて、タスク切り替え時に文字入力途中だったりすると、タスク切り替えで戻ってきた時に作業をそのまま継続再開することができない💦+ Tab との併用するべきなのか? Windows 3.0の頃から使っていてこんな現象が起こったWindows OSは初めてだよ……。- アプリの使用を終了しても、タスクバーのアイコン表示がアクティブ状態のままになることが希にある。1度発生すると再起動するまで直らないっぽい。
- 日本語入力にATOKを使っている場合は、通知領域のアイコンが「あ」でも「A」でもなく、「」になることがよくあり、現在のIME状態を通知領域で知ることが困難となります。Google日本語入力やMS-IMEではそのようなことにならないため、ATOK固有の不具合ではないかと。毎月定額のサブスクリプションなんだからJUSTSYSTEMSは責任を持ってさっさと修正したATOKを公開しろよと思う。一時的にATOKに戻ってきていたんだけど、これはやはり予定通りに年内いっぱいでまた解約かなー。あと、ATOKの変換処理がWindows 10環境下と比べてかなりもっさりしていて、変換が遅くてちょっとイラつきます💦 もちろん、うちの環境で日本語入力の処理速度が遅くなる現象が発生しているのもATOKだけなんだよね……。
ゴミ化して絶望したところ
Windows 11での改悪がかなりひどいので、もう次はWindowsを選ばないんじゃないかという気がしている。問題と感じた部分がどこまで今後直るかにもよるんでしょうけれど。
- 文書ファイルなど開きたいファイルをタスクバーのピン留めしているアイコンにD&Dしてもカーソルが「」表示になって開けない……。これ、結構よく使っていたんですけれど、機能が廃止されちゃったの?💦
- 設定の項目がますます混沌化してきて、設定の変更をする場所へたどり着くのがより大変に……。
- タスクバーの機能が大幅に削られてかなり劣化した💦
スクリーンショットのナンバリング初期化💦
Windows 10では、
過去のファイルとナンバリングが重なっても、重なるナンバーはスキップされるので上書きされることはありません。ただし、スクリーンショットを整理していて不要な画像を削除して欠番があると、その欠番部分のファイル名が使用されるので目的のファイルを探すのが大変になるかもしれません。
素早く見つけるためには、ファイルを更新日時でソートする必要があるんじゃないかな?
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