TMPGEnc Video Mastering Works 7.0.16.18にアップデート

Windows

この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約5分19秒で、速読ですとその半分ぐらいです。

『TMPGEnc Video Mastering Works 6』のときと比べてはるかに使用率が上がっている『TMPGEnc Video Mastering Works 7』ですが、それでも1週間に1度か2度しか起動していないのですよねぇ。そんな状態ですが、起動してみたらアップデートが来ていました。

7.0.16.18での更新内容

今回は思っていたよりもだいぶ変更されているんだなぁ……とちょっと驚きです。Ctrl+左右キーのショートカットキーの追加ははありがたい。あと、「Intel Media SDK Hardware MPEG-2 デコーダーが正しく動作しない」というバグがあったのはヤバいと思う💦

  • タイムラインモード、テロップ機能に [レイアウト枠をテロップのサイズに連動する] オプションを追加しました。
  • テロップ全体のサイズに応じて、レイアウト枠が自動で拡大、縮小します。
  • *本オプションは、本バージョンから新規プロジェクト開始時の初期値となります。以前の動作にする場合は当該オプションをオフにしてください。
  • 部分モザイクフィルターの効果の種類に [画像をそのまま表示] を追加しました。レイヤースタイルで指定した画像をそのままマスクとして利用できます。
  • カラーマネージメント設定有効時の ITU-R BT.709 の標準ガンマ値を 2.4 に変更しました。
  • 本設定は環境設定 > 全体設定 > 「カラーマネージメントの詳細設定」から変更できます。
  • 出力設定 > 出力フォーマット選択 のユーザー作成出力テンプレート画面に [ソース情報で出力設定を補正する] オプションを追加しました。
    • 通常出力テンプレートと同様に、ソースのサイズやフレームレートなどの情報を出力設定に反映します。
  • 映像リサイズフィルターの指定サイズ上限を 8192×8192 に変更しました。
  • タイムラインモード、ソースモニターのシークバーに、表示範囲(オレンジ/ブルー)移動ショートカットを追加しました。
    • CTRL+[→] 次の範囲へ移動
    • CTRL+[←] 前の範囲へ移動
  • Skylake 以降のインテル製 CPU 且つ特定ドライバーバージョン以降の環境において、Intel Media SDK Hardware MPEG-2 デコーダーが正しく動作しない問題を修正しました。
  • Navi コア の Radeon グラフィックボード環境で AMD Media SDK エンコーダーを利用した出力を行うと、出力設定を正しく反映しない場合がある問題を修正しました。
  • タイムラインモードにおいて、タイムライン上で分割されたクリップに [クリップのキーフレームをタイムラインへコピー] を行うと正しくキーフレームが反映されない場合がある問題を修正しました。
  • タイムラインモードにおいて、変形キーポイントのパラメータを変更すると、当該キーポイントが消失する場合がある問題を修正しました。
  • タイムラインモードにおいて、[イン/アウト点範囲をすべて消去して前につめる] の詰める動作が、音声のみクリップ間のギャップに正しく動作しない問題を修正しました。
  • クリップ毎に出力時において、ソースクリップと出力設定のフレームレートが異なる場合、出力した2番目以降のファイルの先頭フレームが欠落する場合がある問題を修正しました。
  • 出力設定の映像ストリームが MPEG-1 およびMPEG-2 の場合、最小ビットレートの値が変更できない問題を修正しました。
  • カラーマネージメント設定有効時、連番静止画出力設定で JPEG 形式を選択すると、出力時の色空間が正しく変換されない問題を修正しました。
  • ISO ファイル入力時、追加ウィザードの [選択したタイトルをHDDにコピーする] オプションが正しく動作しない場合がある問題を修正しました。
  • エディットフォームで、改行コードを含んだ文字列をペーストすると、入力キャレットが先頭に移動してしまう問題を修正しました。
  • フィルター画面の高速サムネイル表示が、映像クロップ適用時に正しく反映されない問題を修正しました。
  • パノラマ展開フィルターのキーポイントを利用した時間軸視点移動が、静止画クリップの場合正しく出力に反映されない問題を修正しました。
  • プロジェクトファイル/フィルターテンプレート/アセットファイルのバージョンを変更しました。これに伴い本バージョンで作成したプロジェクトファイル/フィルターテンプレート/アセットファイルは旧バージョンでは読むことはできません。
  • その他、細かい修正を行ないました。

プロジェクトファイルの仕様が変わったんですね。滅多にプロジェクトファイルは作成しないから自分には影響がなさそうかなぁ。旧バージョンで読み込めないだけで、最新版を使っていれば問題のない話だし。

コメント