この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約5分18秒で、速読ですとその半分ぐらいです。
愛用している「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 5」は、発売からだいぶ経過しているから、そろそろ来るんじゃないかなとは思っていましたが、ついに2020年7月9日発売ですか。待っていました。
可変フレーム対応らしい
入出力フォーマットが増えるのは予想通りですが、これまでさっぱりダメダメだった可変フレームの動画も処理できるようになったようですね。今回の「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 6」での新機能に「可変フレームレートのスマートレンダリング出力に対応」というのがありますから。
気になっている人は、どれぐらい問題なく対応できるのかをすでに公開されている体験版で試さないとですよ。まだ1ファイルしか試していないけれど、問題なく編集できた。さらに検証を続けてほとんどのファイルで問題がなさそうならば購入しようかなと思ったり。
優待版もちゃんとある
「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 5」からの優待アップグレードは、税込4600円といったところですか。約2000円の割引販売になっていますね。まあ、この割引は妥当なところでしょう。
ほかのPegasys製品「TMPGEnc Video Mastering Works 7」などを持っていれば、「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 5」を持っていなくても約6140円と500円引ぐらいといったところですか。
2020年4月1日以降に「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 5」を購入した人は、2020年11月30日までならば無償アップグレードができるようで。
新機能とか多くて魅力的
新機能を検証するには体験版の30日間では、日数的に足りない気がするんだけど、常用しそうな必要な部分だけ検証すればいいか💦
- 強化、拡張されたスマートレンダリング機能、対応入出力フォーマット
- AVI (非圧縮、Motion JPEG、Cineform)、VP9 のスマートレンダリングに対応
- H.265/HEVC に加え、H.264/AVC、VP9 フォーマットでも 8K 解像度の入出力に対応
- H.265/HEVC 4:2:2 10bit 入出力に対応
- 可変フレームレート (VFR) のスマートレンダリング出力に対応
- MXF コンテナ出力に対応
- XAVC 出力に対応
- ALAC 音声入出力に対応
- Opus・Vorbis 音声入出力に対応
- BDAV オーサリングデータのイメージファイル (ISO) 出力に対応
- HDR 映像の編集、出力を新たにサポート
- HDR カラービットレンジ、色域を維持したままのスマートレンダリングに対応
- HDR 表示のリアルタイム切り替え(プレビュー)が可能
- HDR レンジまで拡張されたテロップ機能
- ヒストグラム表示機能を追加
- 更に磨き込まれた編集機能、インターフェース
- タイムコード表示での編集に対応
- クリップ編集画面上のプロジェクトファイル保存に対応
- プロジェクト復元機能を搭載
- アンドゥ/リドゥの適用範囲を拡張
- トランジション効果にイージングを追加
- もっと快適に。正確に。そして高速に。新たな進化を遂げたカット編集画面
- マウスホバーで任意の場所を簡単にサーチ可能に
- フレームビットレート表示に対応
- 最終編集位置のレジューム復帰に対応
- 音声スクラブ/早送り音声再生に対応
- 拡大倍率が向上したプレビューコントロール
- 任意選択範囲のクリップ登録に対応
- キーフレームマーカー/クリップ分割点の直接移動に対応
- クリップ情報やプレビュー設定など、設定パネルの切り離しに対応
- クリップ編集画面上での再エンコード解析に対応
- クリップ編集画面上でのマスタークリップ変更に対応
- 更に強化されたテロップ、音声フィルター機能
- ルビ表示/タグ入力に対応したテロップ機能。文字装飾機能も更に多機能に進化
- 音声ボリューム調整にラウドネス基準を追加
- 使いやすく、自由度が増した CM 候補検出
- 編集画面を開くことなく、CM 候補検出結果が確認可能に
- CM 検出精度のパラメータを任意に変更可能に
- 更に使い勝手が向上した出力設定
- ISDB規格での番組情報出力に対応
- 音声言語設定出力に対応
- VR / 3Dメタデータ設定に対応
- 出力プレビューのダイレクトアクセスに対応
- 出力ログ機能を搭載
コメント