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小手指駅の西にある所沢市が管理している砂川堀北野調整池。超大型台風といわれていた台風19号の影響がどれぐらいあったのかを確認しておくべく、台風通過後に見にいってみました。安全最優先でしたが、危険は皆無だったかな。
日の出前に様子見
まだまわりが暗い中で砂川堀北野調整池へ。徒歩で10分もかからないからDQWを起動してWALKモードでお散歩モード。iPhone XS Maxのカメラはある程度以上暗いと塗り絵みたいな写真になるのが残念なのですが、まあ別途カメラを持っていくまでのものではないと判断して、iPhone XS Maxだけで済ませることにしました。
道路に残るゴミを見た感じ、3年ぶりぐらいに調整池から濁水が溢れていたようですね。前回確認した小手指の治水最前線と比べると水が引くのが早かったんじゃないかと思うのと、前回よりも溢れた範囲が狭くなっているような印象だったので安心。
昼にも再訪してみた
肉眼では見られないような暗い時の様子だけでは状態の把握をするのに不安があるため、明るくなってから再訪しました。住んでいるマンションで一番リスクがあるんじゃないかと思うのは、この調整池からの水害ですし。地下にある電気や通信設備が死ぬと大変なことになりますから。
第1から第3までの調整池を全部確認。普段はたいした水量がないのに、3つの調整池を溢れさせるとかおそろしい。前回よりは水の引きがだいぶ早いような気がするんだけど、どこかでなにか改善されたのでしょうか。鳥さんたちは喜んでいる感じ?
小手指の駅前ロータリーが池になるような状態は起こらなくなっているし、小手指駅周辺の治水はだいぶよくなってきていて安心。
ほかはどうなっていたのか気になって調べたら八ッ場ダムがすごかった
10月1日からできあがったダムに問題がないかテストをする試験湛水をしていた八ッ場ダム。おそらく試験湛水の時にしか非常用洪水吐からの放流を見ることができないんだろうな……なんて考えていたんだけど、台風19号でその考えは改めないといけないのかもしれないと思わされました💦
たった1日でそんなに水位が上がったの!? 試験湛水も終わらないうちから、いきなりの実戦投入になるとは関係者も驚いたんじゃないでしょうかね。今回は約1億トン貯水できる治水機能を持った八ッ場ダムが完成していなかったら下流がヤバかった。あれこれと言いがかりをつけている人たちがいるようだけど、膨大な水量を押さえ込んだ事実の前には「この人たちは何をいっているの?」としか思えない。
あと、今回はすべてのダムが治水機能を持っていると思い込んでいる人を散見できたので、そのあたりの情報を広報したほうがいいんじゃないだろうかと感じる。なお、2回ほど見学したことのある首都圏外郭放水路ももちろん今回大活躍です。
八ッ場ダムは試験湛水中ですが、洪水も(維持流量以外)全部貯めます!!
台風19号の豪雨をどんどん貯め込む本日の八ッ場ダム。
竣工前から効果を発揮しちゃう八ッ場ダム△ pic.twitter.com/EzpydMURjV— 星野夕陽 (@choidamnet) 2019年10月12日
やんば見放台で地元の方が「間に合ってよかったねー、(八ッ場ダム)が無かったらもっとすごいことになってたかもねー」って話をしてた
私がどうのこうの言うより百万倍しみるね pic.twitter.com/E5Yo0UBpNN— テルヤマ (@tellyama) 2019年10月12日
今月試験湛水はじまってからいきなりの実戦投入で大活躍して治水工事の重要性を見事に証明した八ッ場ダムさん
左(10/6)
右(10/13) pic.twitter.com/PiSwf48ise— うさぎや (@usa_gear) 2019年10月12日
八ッ場ダムと青い吾妻川。これ撮れるの今だけこの時間だけだろうな。2019.10.10 14:00 pic.twitter.com/p2Isy2ev9z
— yosuke iihoshi (@iiysk) 2019年10月10日
昨年首都圏外郭放水路、今年八ッ場ダムを見学しましたが、偶然にもどちらも昭和22年のカスリーン台風の水害から生まれた施設なんです。治水には膨大な時間と費用がかかるんですね。 pic.twitter.com/AHU3e31H9S
— KAZU@10/13雷鳴に続けC1-2 (@kazumaikka) 2019年10月12日
八ッ場ダムのおかげで氾濫からギリ守られた利根川のようす#台風19号 pic.twitter.com/8b4ZkHZrSv
— key (@key201908) 2019年10月12日
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