Sony α9+ZEISS Batis 2/25での試し撮り

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この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約3分54秒で、速読ですとその半分ぐらいです。

発売された当時は品不足でまったく買える気がしなかったので忘れていたカールツァイス自ら販売している本家本元のレンズで、25mm単焦点でF2.0のレンズ「ZEISS Batis 2/25」をついに買ってしまいました。念願の品ということでポチってから届くまでがかなり待ち遠しかったんですよね。

魅力的な仕様の広角レンズ

カールツァイス ZEISS Batis 2/25 E-mount

  • 使い勝手のよい25mmの単焦点レンズ(iPhone X/XS/XS Max/XRのx1が26mmなのでそれよりやや広く写る)
  • F値2というかなりの明るさ
  • 最短撮影距離20cm(すごく被写体に寄れる!)
  • 合焦距離と被写界深度が表示される有機ELディスプレイを装備
  • カールツァイスで数少ないオートフォーカス対応レンズ(AFできるカールツァイスのレンズはSony向けだけ)
  • 335gと軽量で割と小さめで、α9と組み合わせても1000g強と軽い(α7Sとだと850gぐらい)
  • フィルター径は67mm(付属のレンズフード使用時にもステップアップリング利用で72mmのフィルターも使用可能)

これまで自分が撮影でよく使っていたのが24-26mm前後だったため、単焦点でF値が2という製品にはかなりの魅力を感じていました。スペックだけ見れば高性能レンズ間違いなし。ってことで試し撮りしないとね。

テキトーに特性チェックで撮影してみた

特性を知るために極端な設定で撮ったものであって、絵的目的ではなく性能の把握で撮った写真であることをご了承ください。これらを評価して、2-3カ月かけて習熟していく予定です。でも最近忙しいから習熟期間はもっと長くなりそうかもしれない。

カールツァイスはほとんどMFレンズしか出していないわけで、例外的にSonyのEマウントだけAF対応レンズを出している状態。Sonyが出しているツァイスレンズを含めればそれなりの数があるものの、カールツァイス自らが開発販売しているAF対応のレンズは2019年時点で5個だけ。正直不安でした(笑)。でも後ろから来た鳥を咄嗟に撮ってみてしっかりとピントが合っていたので、これならば安心。メインのレンズとなりそうです。85mmと135mmもほしくなってしまう。やばい沼への道が開いた気がして怖い。

なお、連写性能ですが試してみたら20コマ/秒で撮影できていたので、自分の手持ちのレンズで初めてα9の連写性能をフルに発揮できるレンズとなりました。AFは正確で早いってことであります。必ず20コマ/秒で撮れるというものではありませんが、そこはα9の仕様に最大時20コマ/秒と書かれているわけで、おそらく本体側の制約なんじゃないかなと思ったり。AFもミスが少なくてだいぶ正確なので、25mmあたりでよく撮影する人にはお薦めの逸品レンズではないかと思ったりして。

動画も撮影してみましたが動画も最高

動画を撮影してみたものがこちら。フォーカスがぶれずにしっかりと撮れていて良好な映像となっています。西武鉄道の電車を小手指陸橋で撮影していたのですが、ピントが安定していてすばらしいなぁ。手持ちのレンズの中で一番安定していると感じますね。


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