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だいぶ初期の頃に株式投資で定めたマイルールのひとつが、「金融関連株は回避」というものだったりします。政府の金融政策や為替政策によって、ある日突然爆弾が降ってくる恐怖。これはリスク管理上避けるべきものというわけです。マイナス金利とか酷かったですよね~。
そして今回はニュースを見て唖然とした新紙幣の発行です。ATMの改修で多額の費用がかかっちゃいますよね。マイナス金利でダメージを負っている銀行にさらなる追加ダメージとなるわけです。こういうことを考えると、やはり定めていた金融関連回避のマイルールは正しかった。……守っているかどうかはともかくとして💦
時事ドットコム1 User新紙幣で特需1.6兆円=ATM改修、銀行界には負担:時事ドットコムhttps://www.jiji.com/jc/article?k=20190409011112024年度上半期に予定される新紙幣の発行は、現金自動預払機(ATM)や自動販売機の改修・更新などを通じて関連業界に1.6兆円の特需をもたらす見通しだ。一方、低金利の長期化で国内の収益力低下に苦しむ金融機関には、改修は負担となる可能性がある。 第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストの試算によると、新しい1万円札、5千円札、千円札と、500円硬貨の発行に伴う原材料やインクなどの需要で6114億円、機械の改修と買い替えでATMメーカーに3724億円、自販機メーカーに6064億円と、計約1....
しかし、紙幣と硬貨の変更となると銀行だけではないですからねぇ。身近なところでも、現金を扱っているスーパーやコンビニ、外食、鉄道会社などもだし、自販機なんかも改修が必要となりますよね。かなり広範な業種で対応するための費用が発生するというのが厳しい。公には口にしなくても、余計なことをしてくれるなと思っている経営者も結構いそうな気がする。
今後投資する先を検討する際には、新貨幣対応処理の機材更新費用がどれぐらいかかりそうなのかを予測して、業績への影響がどれぐらいあるのか考えてみる必要がありそうです。面倒な判断要素がまた増えたなぁ……。
最近は政策的にキャッシュレス決済を推進していっているんだから、1万円札は更新せずに順次回収で廃止していく方向でもよかったんじゃないかと思ったりする。政府は本気でキャッシュレス化をしたいのかどうかわからない。利権で争っているという可能性があるかもだけど。
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