この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約3分2秒で、速読ですとその半分ぐらいです。
多種多様なファイル形式を入出力できる『TMPGEnc Video Mastering Works 6』は重宝しています。思い切って買っておいてよかったなと。動画ファイルの変換は、これひとつでほぼ全部対応できるんじゃないかと思います。
難点は細かいエンコード設定ができないことかな。エンコーダーにx264を指定した場合に、どの設定でどのようなパラメータが渡されるのかわかりませんし。
mp4動画作成
主に使っているのは当然これです。バーをクリックしたり、サムネイル上で右ボタンを押し続けて高速にプレビュー画面(押している左右位置によって速度が変化)を確認して大まかに位置を探りながらカット編集ができます。マウスホイールやキーボードの
キーで1フレームずつ確認というのが楽。キーフレームを追加すると、それがチャプターにもなるのがいいですね。画面左のキーフレーム一覧から、必要なキーフレームを右クリックして「キーフレーム名を編集」を選ぶとチャプターに名前を付けられますし。
出力設定はFHD/HD/SDの3種類のProfileを作成してありますが、解像度の指定が面倒だからで、ほかの部分の設定は共通だったりします。
ストリーム形式 | H.264/AVC |
映像エンコーダー | x264(急ぐときはGPUのエンコーダー) |
プロファイル&レベル | High@Auto |
サイズ | 1920×1080(FHD) or 1280×720(HD) or 720×480(SD) |
アスペクト比率 | 1:1(FHD&HD), 画面アスペクト比4:3 or 画面アスペクト比16:9(SD) |
フレームレート | 23.976fps or 29.97fps(映像ソースによる) |
ビデオタイプ | プログレッシブ |
レート調整モード | VBR(固定品質) |
VBVバッファサイズ | 0(自動) |
エントロピー符号化 | CABAC |
パフォーマンス | とても遅い |
最大ビットレート | 16Mbps(映像によってはたまに12Mbpsや24Mbpsを指定している) |
品質 | 50(小さくするほど画質が悪化し30以下は厳しい) |
音声 | 128(自動)kbps(音声が重要なものの場合は割り当てを増やしている) |
フィルターのほうで映像のリサイズをするのではなく、出力設定のほうで行なうというのが罠でした。最初に使った時には、意図したようにならなくてハマった💦
静止画+音声のmp4作成
映像の読み込みで動画ではなく静止画を読み込み、
クリップ情報で音声ファイルを別途読み込むことで、ずっと指定した静止画を表示している状態で音声を再生できるmp4データができあがります。ネタ用にデータを作るときに使用している感じです。
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