ドコモは買い場だったのかなぁ

この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約1分51秒で、速読ですとその半分ぐらいです。

楽天が「第4の携帯キャリア」として参入する計画を発表して、ドコモもKDDIもSoftBankも大幅に株価が下落し、楽天自体も株価が大幅に下落した波乱の展開があったわけですが。

楽天が大幅下落するのは2025年までに6000億円の投資をするというのが問題視されていたように思えます。

しかし、前年度1年ではドコモは5971億円、KDDIは5194億円、SoftBankは3205億円の設備投資をしているわけで、どれだけ楽天が本気でやるのかはアヤシい印象しかしないショボすぎる投資額。

すでにある基地局の鉄塔を使っている3社とは違い、自前で鉄塔も作らないといけないだろうに(地主との交渉で時間がかかりそう&ネットワーク構築のノウハウあるの?)、この設備投資額の計画なんかで大丈夫なのかという疑問を持ってしまう。割当て周波数帯が1.7GHz帯と3.4GHz帯だと、エリア的に基地局密度を高めないと厳しいだろうという推測するわけで、どう見ても無理すぎな計画にしか思えないんですよねぇ。

人口密度の高い都市部だけ自前のネットワークにして、人口密度の低いエリアはそのままドコモのMVNOで凌ごうとしているのかな。となると、現在の楽天モバイル(と旧FREETEL)はドコモのネットワークを使っているわけだから、ドコモの株価は割と早く回復するんじゃないのかという気がする。冷静になって、あまり影響しないと判断されてほかの2社も元の株価に戻るの早そう。

携帯電話事業者の株は買い場だったのかなと気になるわけで、株価の推移に注目してみたいところです。

 

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