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Android7.0では画面表示密度の設定を変更することで、各アプリの表示サイズを変えることができるわけですが、Android7.0のZenFone3 Ultraの場合は「 設定」内の「ディスプレイ」もしくは「ユーザー補助」から設定できる表示サイズは5段階(306/360/420/480/540DPI)しかありません。
USBケーブルでPCと接続してadb shell wm densityコマンドを実行すれば、260など好みの数値を指定して表示サイズを変更できますが、いちいちPCと接続するのも面倒です。Android開発環境をPCに入れていない場合はさらなる手間がかかりますし。
「 設定」内の「ディスプレイ」にある「表示サイズ」の値と、「 設定」内の「開発者向けオプション(※)」にある「最小幅」の値は連動しています。例えば最小幅を680にすると表示サイズが254DPIになるという具合です。従って、最小幅の値を変更することで表示サイズを好みに合わせて変えることができます。もちろん、表示サイズをデフォルトに再設定すれば標準の表示サイズにすぐに戻すことが可能。
最小幅の値を大きくすると表示サイズの値が小さくなって、アプリ表示が小さくなり画面を広く使うことが可能です。なお、最小幅を600以上にすると
タブレットモードになります。 タブレットモードだとGoogle+が2段表示になったり、Gmailで左側にアカウントや受信トレイと優先トレイのアイコンが表示されて切り換えやすくなるなどの効果があるので便利になるかもしれません。【重要】ZenFone3 Ultraでは最小幅の値を変更した際に、ホーム画面のアイコンが消えたり別の画面へ移動したりすることがあるので要注意です。
※開発者向けオプションは、「 設定」内の「端末情報」にある「ソフトウェア情報」をタップして、「ビルド番号」を連打することで出現します。
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