ZenFone3 Ultraの標準カメラアプリ

この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約4分10秒で、速読ですとその半分ぐらいです。

manualmodeだいぶ経過してしまったけれど、「ZenFone3 Ultraのカメラまわりなどの印象」の続きみたいな内容。撮影モードの一覧はそちらを参照してください。

ハード的にはレンズはf/2.0で35mm換算で25mmと広角で、センサーはSony製を採用していて、標準カメラアプリで選べる解像度は、オートもマニュアルも以下の4種類となっています。

  • 23M 5844×4096 (4:3)
  • 16M 5488×3088 (16:9)
  • 13M 4160×3120 (4:3)
  • 8M 3840×2160 (16:9) ※4K解像度

ホワイトバランスはオートモードでは、オート、曇り、昼光、蛍光灯、白熱灯があり、マニュアル撮影にした場合にはオートか色温度指定で2500K~6500Kの範囲内から50K単位で調節できます。ISO感度はオートモードもマニュアル撮影も変わりがなく、オート、50、100、200、400、800、1600、3200です。明るさもオートモードとマニュアル撮影は同じで、0.3刻みで-2~+2の範囲。

当然タッチシャッターも有効にでき、セルフタイマーはオフ、2秒、5秒、10秒が用意されていました。測光モードは中央部重点平均測光と平均の2種類。タッチ自動露出と顔認識もあります。撮影時に画面の明るさを調整してくれるスマートな明るさというのもあるし、ガイドラインを表示させることも可能。カメラサウンドをオフにしておくと日本国内のSIMを入れていない場合は無音撮影ができ、位置情報の埋め込みはカメラを起動してすぐでも結構入り、画面のちらつき防止で50Hzと60Hzを選べ、省電力モードへの移行に1/3/5分を指定できます。音量ボタンはズームか撮影可のどちらかからの選択でした。

オートモードは暗いとシャッタースピードを思った以上に遅くしてくるため、この特性からして暗いシーンでの撮影時にはHDRを無効にしておいたほうが無難な感じ。

マニュアル撮影においては、シャッタースピードも指定できて、32秒から1/20000秒まで対応。とはいえ、シャッタースピードを遅くして長時間露光しようとすると、6.8インチで横幅94mmのZenFone3 Ultraを三脚に固定できるアダプターが必要か……。Amazonと楽天を見てみたけど、使いにくそうとか品質に不安を感じるものしかないような気がする。今度、秋葉原へ行く機会があったら見てまわってこようかな。

なお、マニュアル撮影では、オートフォーカス以外にマニュアルフォーカスをすることも可能です。そして、画面には端末のセンサーを利用して水準器も表示されるため、マニュアル撮影は割と本格的に撮影できそうかな。


続いてビデオ録画。動画の撮影解像度は4種類です。TVというのに違和感があるかな。ほかが解像度なのだから、SD表記にしちゃダメなんでしょうかね?

  • 4K 3840×2160
  • Full HD 1920×1080
  • HD 1280×720
  • TV 640×480

手ぶれ補正の有効・無効もあり、有効だとやはり端末が結構発熱します。ビデオ録画をパフォーマンス優先にするか品質優先にするかを選べるので、その設定によっても発熱量は変わるかもしれません。あとは、タッチした位置で自動露出をする設定もあり。録画開始後には録画の一時停止アイコンが現れるため、録画を一時的に中断しながら撮影を続けることも可能です。マニュアル撮影でのビデオ録画だと、マニュアルフォーカスであらかじめピントを決めてからの撮影や、録画中の変更も可能でした。


元々Xperia Z Ultraからの乗り換えで、カメラには多くを求めていなかったけど、これは携帯できるミニ三脚とアダプターがあるとかなり楽しめそうな気がします。設定をいろいろいじることができるカメラアプリが標準なのはいいかも。あとはRAW撮影に対応してくれるといいんだけどなぁ……。

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