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ZenFone3 Ultraには、設定 ActiveGPS – GPS booster」や「ハングアウトダイヤル」などもあって、試行錯誤することになりました。
電力管理 自動起動マネージャーという設定項目があり、端末起動時に自動起動するアプリを終了させ、ユーザーが起動したアプリをスリープ時に終了させることができます。しかし、実行許可の設定がどうなっているのか、少々おかしくてなぜか自動起動マネージャーで許可の設定にしているのに起動しなくなったアプリ「MemoryBar Simple 日本語版」があったのと、スリープ状態が長いと許可をしているのに終了させられる「※ファームウェアのビルド番号が13.6.6.25の状態で現象を確認。
自動起動マネージャーでは全アプリに許可している状態なのにどういうことなのかと戸惑いを感じたわけです、はい。自動起動マネージャーは、プリインストールされている「モバイルマネージャー」で実現されていることがわかったため、ほかにも設定があるのかとチェック。
デバイスがスリープ状態の時にバックグラウンドで動作しているアプリを終了する機能と、自動起動するアプリを拒否する設定に
がついていたので、解除して端末を再起動してみます。再起動後、やはり自動起動するアプリははじかれるし、起動させて置いたアプリもスリープ中に終了させられたことを確認できちゃいました。これは明らかにバグですよね。常駐してバックグラウンドで動いてくれないと通知などが来なくて困るアプリも最近は多いんだし、設定を無視して停止させられたら迷惑な話。
最近のAndroidは省電力系のアプリでメモリ消費とバッテリー消費を抑えたりする必要性がほとんどありません。省電力設定は画面の明るさを控え目にする設定だけでいいと思うんだけど。むしろ、今回のようにトラブルの元になりかねないというリスクがあるわけですよ。ZTEのAXON MINIでも省電力まわりでトラブっていましたし。
自分のZenFone3 Ultraは4GBのRAMがあるわけで、メモリ解放の必要性を感じないかな。どうしても必要ならば、マルチタスクボタンを押して表示される画面下にあるアイコンの一番右のをタップして全アプリ終了をすればいいと思うんだ。
このような状況下では自動起動マネージャーを使わないようにするしかないなと判断し、すべてのアプリアイコンから「モバイルマネージャー」のアイコンをロングタップして画面左上のほうに持って行ってアップデートのアンインストールと無効化を実行。
再起動後は一部に自動起動しないアプリがあったけれど、1度アプリをアンインストールしてもう一度入れ直したら端末再起動後にも無事自動起動してくれました。「モバイルマネージャー」が無効化できるようになっていて助かったなぁ。普通に使えるようになった感。
以前使っていたNexus7(2012)の頃とASUSのアプリはずいぶん変わっているというか、NexusだからAndroidの素のままでよかったってやつなのか。今後もZenFone3 Ultraは、まだまだ何かやっかいな現象に巻き込まれそうだという気がしています。まあ、それも楽しいんだけどね。
ZenFone3 UltraはASUSのプリインストールアプリが多い上に、FacebookやInstagramとか使わなくてもアンインストールできないものが多いから、どこまで無効化して安定性を維持できるのかが勝負所なのかもしれない。
コメント
zenfone3ユーザです。
メール通知、LINE通知が、
自動起動許可、電池管理しない、とやっても不安定でした。
このマネージャーごと切れないものか?と思ってたところで貴ブログに
たどり着きました。自己責任で試してみようと思います。
参考になりました。これからも有益な情報よろしくお願いします。
モバイルマネージャは副作用のほうが大きくて困りますよね。
設定したように動作してくれないのは、バグだと思うんですけれど。
意外と翻訳に問題があって実際の機能と説明が異なっているんだったりして……。