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ZenFone3 Ultraは6.8インチ端末だから、片手で操作しようと思う人はあまりいないと思いますが、片手操作モードが用意されています。指紋認証を兼ねているホームボタンをダブルタップすると、片手操作モードに切り替わるんですよね。
片手操作モードでは画面内に縮小された画面が表示されます。初期状態では左下に寄せられていましたが、Windowsでいうところのタイトルバー部分(上の白い部分)をロングタップして動かすことで縮小画面を好きな位置へと変更可能です。
端のほうをロングタップして動かすことで、縮小画面のサイズ自体も調整できるため、自分の指が届く範囲内に納めるようにサイズ調整することもできます。ずいぶん自由度が高い仕様だなと思ったかな。
気になる人もいると思うので、チェックしてみた結果を列挙しておきます。
- マルチタスクボタン長押しと、電源ボタン+ボリュームボタン長押しをしたスクリーンショット撮影の場合、片手モードで縮小画面が表示されていても余白なしで普通のモードと同じように撮れてしまうから片手モードだとわかる画面になりません。どうしても片手モードの画面がほしければ別の機材で端末画面を撮影する必要があるということですね。
- 縮小画面のホームをダブルタップでも通常モードに戻せる。いや、端末下部のホームボタンを普通に使うと思いますが。
- 先述したように自由な位置へ好みのサイズで配置できるから、意外に片手操作もやりやすい。
- 縮小画面のサイズと位置は記憶していて、次回以降も同じ位置に表示される。
片手操作モードはあまり違和感なく使えるんじゃないかと思います。ただ、片手で操作したいならば6.8インチなんてサイズを選ぶのが「???」って思うし、片手操作モードだと何のための大画面って話になりそうなので、実用性は微妙かなと感じる。でも、ないよりはあったほうがいいのは間違いありません。ユーザーの選べる選択肢は多いほうがいいのです。状況次第で必要になるときがあるかもしれませんからね。
【追記】 片手操作モードを違う目的で使うという考え方もありかなと思うようになりました。
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