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自分はXperiaでGoogle nowを有効にしています。1週間ほど前から、Google nowに花火大会の情報が出てくるようになったんですよね。この時期は毎年よく花火大会の検索をしているからなのか、確か去年もこの時期はGoogle nowで表示されていました。小川町の花火大会のことは今年はすっかり忘れていたので、Google先生に2016年は7月23日だぞって教えてもらえなかったら行けなかったかなと思うしだい。
小手指から小川町へ行くには、小手指 飯能
東飯能 小川町と八高線で向かうか、小手指 所沢 本川越 川越市 小川町と東武東上線で向かうかになります。八高線経由で行ったほうが若干安いんだけど、八高線は本数が少なすぎて実際に使うのが困難というイメージが……(現実か)。ってことで、東武東上線を利用して向かいました。JRはダイヤが乱れていたので、この選択は結果的にも正解だった。※今回はすべてSONYのα7S+SEL24240で撮影しています。
小川町の駅前の通りは今年も賑やか。まずは駅にいた電車を撮ってから祭のメイン通りへと移動。近所の祭では見かけない派手なのがいいんだよなぁー。毎回力作が展示されているのがすばらしい。全然関係ないけど、なぜかニコちゃんを見かけました。まつりを楽しみながらしばらくウロウロ。ついでにポケモンGOのジムを襲撃して青に変えておきました。
一通りまつりの雰囲気を堪能したところで、待ち合わせ場所の小川町立小川小学校 旧下里分校へと向かいます。意外と遠いな……。もっと近かったような気がしたんだけど、予想以上に時間がかかったのは、「分校へは行かせん!」って迎撃(?)してくるポケモンが出るたびに立ち止まって戦っていたからかもしれず……。途中、道の駅おがわまちでかき氷を食べて休憩したりしてさらに時間を消費したものの、17:00には無事分校に到着。分校には猫さんがいたんだけど、警戒心が強くて即逃げられました。最初から猫さん警戒態勢だったし。到着時の天候は雲量多し。まあ、雲は低くないので花火にはあまり問題なかったけど。
そして暗くなってきたら、いよいよ花火大会の始まりです。小川小学校 旧下里分校からの撮影となると、やっぱり校舎も入れたいわけで、普通に花火を撮るのとは異なってかなり難しいわけです。アホな設定とか実際に試してみて笑える写真が撮れてたりしましたが。
まずは開始直後の試し撮り。まだかなり明るい状態での打ち上げなので校舎も余裕で写りました。露光時間を長くしてしまうと明るくなりすぎてイマイチ。この日はSEL24240しかレンズを持ってきていなかったんだけど、大物が打ち上がるシーンを考慮したら、SEL35F14Zも持ってきたほうがよかったんじゃないかと、早くもこの段階で少々後悔したという。
SONYからのメールマガジンには、カメラにインストールして使うPlayMemories Camera Appsの「ライトトレイル」(税別で約475円)で花火撮影って紹介があったから試してみたんだけど、全然ダメダメですね。花火撮影にはまったく向いていないじゃないか。フォーカスが合わない(合うこともあるんだろうけど)、解像感かなり低下で不自然、撮影後の処理で長時間待たされて次に打ち上がる花火を撮れない……など、花火撮影に使うなんてとんでもない話。よくもまあこんなものを薦めてきたものだな。花火撮影という視点で完全にゴミじゃないか。フォーカスはオートじゃなくマニュアルでやっておけばいいんだろうけど、それ以外の部分だけでももうダメなんじゃないかと。こんなのを花火撮影に薦めちゃダメでしょ。ホントに花火大会で撮影を試したのかよと問い詰めたい。まさか都合のよい実験だけで語ってるなんてことはないですよね?
そんなわけで、最初から期待はまったくしていなかったとはいえ、早々に「ライトトレイル」で花火撮影というのは諦めて、従来通りのマニュアルモードで撮影に切り換え。年に1回しかない花火大会で時間を無駄にしてしまったじぇ。くっそー。最初はだいたい焦点距離50mmほどで撮影していたんですが、それでもはみ出す大物があったんで、35mmがよかったのかなと前述のSEL35F14Zも持ってきておくべきだったかなと考えてしまったというわけであります。
やっぱり分校校舎も入れないとわざわざここで花火を撮影する意味がないよね(花火だけの写真だとどこで撮っても似通っちゃうっしょ)ってことで、校舎も入れての撮影に腐心して設定をいろいろいじって検証する苦戦を強いられたという。とりあえず、今回はこれがベストかな……。ただ、この試行錯誤、別の花火大会でまったく役に立たないのが厳しいんですよね(笑)。
光源がないから校舎も入れて撮るの難しいよって話していた時に、ネタ話として変態性能カメラのα7Sではどうなるんだろうって設定をちょっと変えて撮ってみたのがこちらの写真。まさかこんな結果になるとは……。ISO感度40000で26秒露光をしたら、昼間のようになりました(笑)。どこから光を拾ってきたんだろう? マジでわからない。あとISO感度3200で16秒露光で撮影してみたものも、なんか普通じゃない写真になっていた感……。どちらも花火が白く飛んでしまってダメダメですが。
花火大会の終了後に、校舎もライトアップすればいいのにとか話していて、ちょっと勝手にライトアップみたいなことをする展開になりやした。真っ暗闇で何も映らないよという話をしていた段階から、すでにおかしな性能を発揮しているα7Sがマジ変態性能を見せつけてくれたというか。暗闇で何も映らないといっていた段階で、校舎が映っているんですよね……。衝撃的ですじゃ。ちょっとライトで照らしてもらったら、ライトの光は校舎までは届かなかったんだけど、校舎は肉眼だとほぼ真っ暗なのに驚異的な写真が撮れて驚き。花火大会を見に来ていた方たちがみんな帰った後に校舎を勝手にライトアップしちゃったシーンも撮っちゃいましたよ。かなりよさげなので、来年は小川町の公式でやってくれないかな? 勝手ライトアップは花火の時とか、ほかの人たちがいるときにやるのはよろしくなさそうだもんね。ライトアップされていれば変態カメラじゃなくても普通に花火と校舎を合わせられそう。
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