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高倍率ズームができるコンパクトデジカメが多くなっていますが、ズーム撮影をすると暗い写真になってしまうことが多々あります。写真に補正をかけるとだいぶ改善するケースがあるので、具体的な補正方法を紹介しましょう。自動バックアップをしているのであれば、お手軽なGoogleフォトでの自動補正だけでも結構マシになることがあったりするんですよね。
Googleフォトは高画質設定にしておくと解像度が16Mまで落されてしまうけれど、その解像度でも十分だと思うし、オリジナルサイズでの保存設定にしておけば解像度を気にする人も安心できるんじゃないかな。PCから自動バックアップをするアプリも用意されているし、スマートフォンから撮影した写真を自動的にGoogleフォトアプリでバックアップできるので、お手軽さを求めているのならばGoogleフォトからかなと思います。
Googleフォトの補正は、自動、明るさ、カラー(色)、ポップ、周辺減光の項目のみと簡易的です。明るさは明暗の調整、カラーは彩度の調整なのでほとんどのケースでは+方向に調整してみるのがよいかと思われます。ポップは輪郭強調なので強く掛けすぎるのはよくないので調整する際には輪郭に注意したほうがよいでしょう。周辺減光は外周側を暗くするものなのでお好みで。補正後に色フィルターを試してみるのもよいかもしれません。
とりあえずDSC-HX60VとDSC-HX90Vでズーム撮影してみた5枚の写真を補正したサンプルを用意してみました。Googleフォトは自動処理のみ実行した写真を掲載しておきます。ほかと比べて自動補正は弱めという印象。明るさの補正とカラーの調整をすれば自動よりも改善できますが、写真によって最適値は異なるので具体的な数値を出しても意味がないので載せられない……。Photoshopがチートかよってぐらい自動でかなり優秀な画質になりますけど、高価な画像編集ソフトウェアだから妥当な結果というべきでしょうか💦 無料のオンラインソフトウェアでは、paint.netとGIMPで補正してみた写真を載せておきます。GIMPは無料なのにかなり優秀ですが名前をつけてエクスポートで保存しないとJPEG画像で保存できないことに注意が必要です。
ズームして暗くなってしまった写真は、GIMPでの補正を試してみたほうがよいかもしれません。慣れればGoogleフォトで調整すれば似たようなところまで補正できることが多いと思います。それと、Googleフォトもアップデートで将来的に自動での補正がもっとよくなるんじゃないかな。
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