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夜桜の撮影に出かける前に近所の桜で撮影テストをしておいたほうがいいだろうと判断して、小手指付近の夜桜を巡ってみました。今回は当然ながら三脚を使用しています。しかし、カメラのほうをしっかり固定しても、風で桜の木が揺れるのだから夜桜の撮影は難易度高いなと思ったり。
※すべてSonyのα7S+SEL24240の組み合わせで2016/3/31に撮影しています。
北野公園
小手指駅の南口にある北野公園からシャッタースピード優先モードで撮影テストを開始。ISO感度は800~2000ぐらい。ISO感度800のが2秒、ほかは1/3~1/50秒ぐらいで風の影響を見ながら調整しての撮影となりました。公園内は灯りも少なくてかなり暗闇ですが、高感度性能に極振りしているα7Sならばこれぐらいの感度でもいけるようですね。実際の見た目よりもだいぶ明るく撮っていきました。
砂川堀北野調整池
西武鉄道の小手指車両基地の南東にある砂川堀北野調整池には1本の桜の木があります。ここでも撮影してみました。小手指駅北口の小手指タワーズと合わせて撮ってみたのがいい感じの写真となったかな。ISO感度は5000と8000。
砂川掘のしだれ桜
小手指車両基地の下を通れる俗称おばけトンネル(らしい)を抜けて北側へ移動。夜のしだれ桜を撮影してみました。小手指公園まで川沿いに歩きます。ISO感度は3200~8000で、シャッタースピードは1/10~1/20秒。タイミングが悪くて風で揺れていて……これ以上長くすることができませんでした。街灯で照らされているだけですが、夜のしだれ桜も意外と雰囲気があっていいですね。
小手指公園
しだれ桜を見ながら歩いていくと小手指公園に到着です。この公園にはSLのD51 118号車があって、桜と一緒に眺められます。賑わっている昼とは異なる雰囲気。SLの近くに灯りがあるので点灯していれば撮りやすいかな。
ちなみに、常用ISO感度102400なα7Sだと、感度を上げて昼間に近い明るいプレビューで構図を決めて、DMFでAF後に明るい状態でピントを調整できるのが嬉しかったりします。ピントを合わせてからISO感度とシャッタースピードを適切な設定に変更すれば暗闇での撮影ミスが減るので、そこがα7Sの魅力のひとつだったりします。上の写真はISO感度25600で構図を決めたあとにISO400、1/3秒で撮影したものです。ちなみにISO感度25600だと下のような明るさで電子ビューファインダー(EVF)とモニターに表示されていました。
西友小手指店のポトマック桜
2016年のポトマック桜はちょうど満開で見頃の時期。撮影時には23時を過ぎていたけど、まわりが割と明るいので撮りやすい夜桜といえるんじゃないでしょうか。帰宅途中の人たちが何人も撮影していきました。
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