この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約7分55秒で、速読ですとその半分ぐらいです。
先日は小湊鐵道を撮影しに行ったわけですが、撮影した枚数の割に思ったよりも満足できる写真が撮れていなかったなってことで、次回までに撮影の設定をいろいろ試しておこうと考え、西武鉄道でテストをすることにしました。なにしろ近いですから。うちの玄関を開けると線路見えるし。
小手指駅西側にある小手指陸橋の下へ向かってみたら、熱心に撮影をしている先客がいたので何か珍しい電車が通過するんだろうかと思いつつ、自分はShibuya Hikarie号を狙いました。シャッタースピード優先で1/160秒の設定でテスト。小手指駅へ停車するので速度落ちているから、それぐらいでいけるんじゃないかと思ったし、小手指駅から小手指車両基地へ向かう電車では大丈夫っぽかったんだ。でも、実際に回送以外の電車を撮影してみると1/160秒では厳しいかなという感じで、1/400~1/800秒以上のほうがよさげかな。動いている電車は難しいなぁ。シャッタースピードを早くしすぎると、今度はLEDの表示文字が欠けるし。
止まっている電車を撮るのは悩まずに済むんですけどねぇ。小手指駅に停車しているところを小手指陸橋からズームで撮影してみた写真がこちら。このズームした写真以外はすべてα7S+SEL35F14Zでの撮影でして、手ぶれ補正機能がボディ側にもレンズ側にもない組み合わせなので少々つらい。
はっきりいって、将来設定で迷った時に確認で見るであろう自分用メモの写真なんですけどね。どの設定がよかったのか忘れそうだから。
まずはAF-Cで電車の最前面に合わせていた写真2枚。移動していてもしっかりと正面にピントが合っています。でもシャッタースピード1/160秒では被写体が高速なのできれいに撮るには厳しい感じ。
シャッタースピードを1/400秒以上にしておけば、停車駅付近ならばだいたい被写体ぶれは大丈夫なんだけど、その場合はLEDの表示が欠けてしまうんですよね。シャッタースピードを1/250秒まで落せばLEDまでしっかり撮れるので、もっと慣れれば設定を変えながら撮っていけるのかな? 被写体ぶれのテストでシャッタースピードを変えつつ撮影した写真。
そしてここからは1カ月ほど前に行なった夜のテストでAF-SのロックオンAFで撮影した写真。ISO感度を上げるよりも暗い写真に補正をかけたほうがよさそうな感じがします。縮小して画面で見るぶんには許容できそうかなぁ。あくまでもα7Sで撮影した場合のテスト結果であって、別のカメラだと異なる方法をとったほうがよいかもしれません。
あと、α7SはISO感度102400(拡張だと409600)までいけるから、ISO感度を25600と51200にしてみて撮影した写真も。車内が明るくなりすぎてしまうのとノイズが増えすぎて厳しいかなという感じ。でも意外と撮れるように思えます。ちなみにSonyはこのα7Sの高感度センサーを応用した監視カメラを発表したから、それが導入されたところは夜間の監視力がだいぶ向上するんじゃないかな。
とりあえず、テストした結果のメモ終了っと。鉄道はこれまでAFが速いα5100かDSC-HX90Vで撮ることが多かったので、α7Sだとつらい時がある感じがするかなぁ。夜の撮影を主目的にα7Sを選択していたから、動体撮影は考慮していなかったし。後継機のα7SⅡはAF速いんだけど、買い換える気はまったくない。高すぎるんだもん。
コメント