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宮城県の名取市へどん君と一緒に向かった3月11日。最初に訪れたのは大倉ダムでした。ここは日本で唯一のダブルアーチダム。マルチプルアーチダムとしてはほかに5連アーチの豊稔池ダムが香川県にあるだけで、国内にはこの形式って2基しかないんじゃなかったかなぁ。ダムカードに記載されているダム形式はMAでした。堤高は82mで堤頂長は323m。アーチの重なるカド部分(というには太すぎ?)は車輌のすれ違い用のスペースがあります。意外と交通量が多かった印象。天端は狭いんだけどバスがちょくちょく通っていました。
大倉ダムへの到着は早朝6時頃。眠いね~って話しながらダム直下の公園を見学しました。いやはや、それにしてもここは下流側からだと木が邪魔であまりよく見えないのですね。木が育つ前に見たかったとお約束の話に(笑)。このダムで少々仮眠。
仮眠後は左岸上流側へ移動です。ここからα5100+SEL1635Zはどん君にお預けして、自分はこの日はα7S+SEL35F14ZとDSC-HX90Vで撮影していくことになりました。よって、この日にズームで撮影をしているのはすべてコンパクトデジカメのDSC-HX90Vの写真ってことになります。あと、α7Sの写真はBRKで±0.7EV設定で3枚撮ってのGoogleフォトで作られたHDR写真を使っているので、あらかじめご了承ください。
残念ながらこの日の大倉ダム付近は風が強く、湖面への風景映り込みは期待できません。自分は帽子を2回飛ばされました。対策してあるから飛ばされても大丈夫だったけど。映り込みが期待できないほど風が強ければ、いっそのことシャッタースピードを上げてさざ波を撮るほうが個人的には好みなのでその方向でいってました。
そして右岸側へ。ダムカード配布時間には少々時間があったから、先に天端のほうへと向かったのですが、管理所のそばで夜勤明けと思われる職員の方たちから挨拶されました。夕刻もだけど、早朝は光の加減がよく変わる魅惑の時間。通い詰められるならばかなりいい光景を撮れそうだなと思いつつ、絶望的な距離で無理だなと。
天端は狭いんですが、見学を始めた頃から右岸側で行なわれる工事のために交通整理が始りました。迂回で天端を通るようにする誘導です。そのおかげで、通行車輌はどちらか片方から続けてくるのが明白となったぶん、見学しやすかったかなと思ったり。
ダムの管理事務所へと戻ると、ダムカードを獲得できました。ここで6カ所のダムカードを配布しているんですね。ちょっと驚き。公式ダムカードではありませんが。あと、ゲート付近をDSC-HX90Vでズーム撮影してみた写真も最後に載せておきます。
ちなみに、マルチプルアーチダムのもう片割れである香川県の豊稔池ダムのほうは、2013年頃に新幹線を使って行くことを検討したものの、あまりにも時間がかかるので保留して放置していました。もう鉄道ダイヤとか宿泊費とかが変わっていそうだったから、2015年末のファイル整理でDropboxからその時に検討していたプランのPDFファイルを削除してしまったので、行こうという気になったらまた最初から調べ直しです💦 灌漑用に放流を始めるのはいつだったかなぁ。ファイルを消してしまったのは失敗だった気がする。
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