この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約3分41秒で、速読ですとその半分ぐらいです。
イルミネーションや夜景撮影用にクロスフィルターがあると面白いかなと思いつつ、画像編集ソフトでクロスフィルター効果を付けたほうが自由度が高いから悩んでいました。なんとなく売り場へ行ってみたら、それほど高額でもなかったので試しに購入。うちにあるフルサイズ対応レンズのSEL1635ZもSEL24240も72mm径だし、次にほしいレンズSEL35F14Zも72mm径なので、フィルターは72mm径で用意していくつもり。
※今回の撮影はすべてα7S+SEL1635Z+クロスフィルター(スター)です。
まずはクロスフィルターの有無でどのような差があるかを確認できる画像を2枚。
今回購入したのは、十字の光芒を作り出すスタークロスのフィルターで、光芒の角度はフィルターを回転させることで変えることが可能。光芒が6本や8本のフィルターもあるんだけど、光芒が多すぎると絵的にうるさくなりそうなので、試しに4本の十字を選んだというのが正しいかも。
あと、クロスフィルターなんて常時レンズに取り付けておくようなフィルターじゃないんで気にする人はいないと思いますが、同じサイズの径のレンズカバーなどをこのフィルター装着時にも取り付けられます。
予想通り、強い光源には厳しい面がありました。強い光源の写真はこれで面白いけれど、やはり光芒が強すぎるのはイメージ通りの写真にならないなぁ。イルミネーション程度の光じゃないとやはりダメかな。
35mmと16mmで比較してみた写真がこちら。光の長さはほとんど変わっていないので、焦点距離は影響しない模様。F値を変えてもほとんど変化なしなので、やはり光源の明るさか。
ってことで、Sモードにして意図的に明るさを変えて撮影をしてみた結果です。やはり光源が暗いほうが光芒が小さくなる感じがするかなぁ。1/30s,1/15s,1/8s,1/5s,1/2s,5sの順となっています。ある程度以上の強い光になると結果が近い状態になっているように見える気がする。
使い所が難しい気がするので、どれぐらい需要があるのかはわかりませんが、イルミネーションの撮影でちょっと演出がほしいといったケースではだいぶ役立ちそうなフィルターかと思います。強い光源にカメラを向けないという前提条件となるけれどね。
ケラレを覚悟してNDフィルターと併用してみようかなぁ。まだNDフィルターは買っていないけれど、いずれ必要になって買うことになりそうだろうし。
コメント
十字の光芒は神の呟きみたいで素敵だな〜(笑)
光芒をつけた写真を撮りたいのならば、クロスフィルターは安いので購入してみてもいいかもです(^^)。