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最近は頻繁にチェックしていた東京都水道局の公式サイトで、2015/11/04のトピックスに突如として現れた「奥多摩 水と緑のふれあい館 ダムカレーの販売開始!!」は非常に気になりました。ついに小河内ダムでもダムカレーが始るのかと気になって見てみたら、2015/11/05より……って、いきなり翌日からなのかいな。
1日20食限定(予定)というのに釣られました。奥多摩湖の水と緑のふれあい館付近はまわりには屋外に自販機すらないし、飲食店もほかにほとんどないのに、多くの人が訪れる場所だから。時間が経過するほど難しいかもしれないなという判断もあって。まだ広く知られる前の初日に食べてこようと思い、予定を急遽変更して小河内ダムカレーを食べるためにかなりの交通費をかけて朝イチに出発して小河内ダムに行ってきちゃいました。
※撮影はSonyのDSC-HX90Vがほとんどで、一部だけSony MobileのXperia J1 Compactです。
ホント、何やってるんでしょうね。電車とバスの片道交通費が1200円ですよ(笑)。往復で2400円。小河内ダムカレーは1000円だから交通費のほうがはるかに高いというね。まあ、これまでに何度もやっていることですので今さら気にしたら負けですが……。
タイミング的に、先日の東京都水道局のカレンダー写真コンテストで優秀賞として入賞したのが小河内ダムの写真でしたし、今秋の小河内ダムも見ておきたいというのもあったから、普段よりも行こうというハードルが低かったというのがあったかな、はい。
通勤混雑の影響を考慮して、小手指駅を07:20頃の電車で出発。所沢、小平、拝島、青梅で乗り換えて奥多摩駅へ。そこからバスで奥多摩湖へ向かうわけですが、登山者の大集団と遭遇してバス車内は鮨詰め状態。キツかったです。耐えること20分ほど、奥多摩湖へ到着。
小河内ダムカレーは、左岸側にある「奥多摩水と緑のふれあい館」に入っているパノラマレストラン「カタクリの花」で提供されています。09:30の開店時間から約35分経過済み。少々出遅れたかもしれないけど、まだそんなにダムカレーが始ったことを知っている人はないはずだから余裕っしょ。さっそく食べるぞってことで、券売機を見てみたのですが……。
ちょっ、 が表示されていますよ、ボタンに(笑)。「 まさか瞬殺!?」と焦りましたが、聞いてみたところまだダムカレーは準備ができていないとの話でホッとしました。無駄足になったのかと焦っちゃったデスよ。
水道局のカレンダー写真コンテストとは別に、 「奥多摩地域の美しい四季」というテーマで実施されていた小河内ダム周辺の写真コンテスト作品の展示が行なわれていたので、それを眺めていました。やはり、小河内ダム周辺のいい写真は秋に多い感じだなぁ……。
写真の展示を見てから戻ったら、小河内ダムカレーの食券が買えるようになっていました。ふふふ、これは一般客では最速での注文に違いないと当然ダムカレーで注文です。ここまで来てそれ以外のメニュー選択はあり得ません。
小河内ダムカレーはすばらしいクォリティですね。堤体にはエレベーター塔と展望塔があるし、卵で巡視艇も再現されているし、作るのに手間がかかりそうなドラム缶橋まで再現。野菜は周囲の自然を演出しているし、ミニソーセージでジェットフローゲートまで用意している細かさに脱帽です。しかも、かなり美味しかったですね。人気のほうは上々で、自分が食べ終えて休んでいるときにお隣の女性の方が頼んでいたし、ちらほらと頼んでいる人を見かけました。集団で今日からダムカレーの提供が始ったんだよねって話ながら券売機に並んだ方たちは、どれぐらいの割合でダムカレーを注文したのかが気になるところ。さすがに初日は多めに用意しているだろうから20食分以上に用意していたのではないかと思うなり。最初の難関は週末の土日でしょうかね。
食べた後にしばらく食休みをして、さて少しだけ撮影して帰ろうと店を出ようとしたところで、しまじろうさんと遭遇しました。来るなんて聞いていなかったから驚いたという。ダムカレー大人気です。
その後は小河内ダムの撮影となりました。晴天の中を右岸側へと移動します。余水吐きゲートは何やら工事の準備中でした。塗装工事なのかな? 湖面のほうは完全に逆光です。
そのまま歩いて右岸側へと向かうわけですが、途中には構図がうまい写真で入選したなっていう感心させられた場所があるのでチェック。24mmじゃ足りなかったのでもっと広角のレンズっぽいかな。季節は違うけど、同じような感じに撮ってみました。よくこの角度での撮影を思いついたなと思うんだ。勉強になります。ちなみに続きの写真のように小さな水場を活かした作品なわけです。
右岸側の遊歩道を少し歩いただけで、霞んでいるのが厳しいなぁ、って気合が入らず戻ってくる状態。ヤマノススメ的に(?)、遊歩道じゃなくて(最近誰も使ってなさそうな)右岸側展望台まで登ってみました。手入れされていなくて、展望台からは木が邪魔でほとんど見えませんね……。なぜか船が置かれていたけど、なんでしょうね、これ。山頂展望台まで行ってみたけれど、もっと視界が悪くて無駄足でした(笑)。
右岸側を見た後は、歩いて戻りつつ、奥多摩湖の水と緑のふれあい館での補給後に、左岸側の展望台まで歩きながら撮影をしてみました。ここ、足場が狭くてちょっと怖いんですよね。道幅狭いから。入口の案内板が正しければ、登り始めとの標高の高低差は70mらしいんだけど、信じられないのは見晴らしのせいなのでしょうかね? 帰りのバスは時刻表にない増便バスでした。
今回見た感じでは紅葉とダムがきれいに写る場所がなかったなぁ。時期が微妙にあっていない気がする。
あれ? カレーを食べに行った気がするんだけど、何で山(丘)を登っちゃったんだろう?💦
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