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栃木県のダムめぐりをしていた2015/10/16の最後に訪れたダムは、沼原ダムでした。沼ッ原湿原にある揚水発電用の表面アスファルト遮水壁型フィルダムで、堤高は38mで堤頂長は1597mもある四角い形状のプールみたいなダムです。この沼原ダムは自分がダムに興味を持つ切っ掛けだったんだよね。なんでこんなところに……って不思議に思ってさ。そこから始ったダムへの興味がすごい枚数のダムカードを集めるまでになるとはね……。たはは、まったくの予想外でしたよ(汗)。
沼原ダムのダムカードを配布している「森の発電おはなし館」は深山ダム(揚水発電の下ダム)のほうにあります。説明には、沼原ダムは7時間で最大40mも水位が変化するなどと記述がある恐ろしさ。まあ、揚水発電のダムはどこも水位が急激に変化することがあるから警告は書かれていますが。堤高38mなのに40mって……自然に数mの深さがあったのかもしれませんが、この沼原ダムはちょっと盛ってませんかね? 水位が最高から最低まで変化することがあるとか、どれぐらいの頻度なんだろう? 私、気になります!
ダムガードをもらって安心し、南ヶ丘牧場で食事をしてまったりとしてから沼原ダムへ。ダムカードをもらえるところからは沼原ダムはかなり遠いんですよね。冬期閉鎖時期前にダムカードをもらえたのでほっと一安心ですが。
沼ッ原湿原の駐車場へ到着したら、沼原ダムは完全に霧の中。まったく見えません。せっかく来たんだし、とりあえず沼ッ原湿原を見ようってことで湿原まで向かいました。表面アスファルト遮水壁型フィルダムですが、湿原側からはアースダムのように見えます。湿原側に何かはわからないけど施設がありますね。
ちなみに秋の沼原湿原はこのような感じです。2枚目の写真、森の木々の上に見える丘の上が駐車場のある場所。だいぶ降りてきたのですが、ハイキングみたいなもの。戻るときも山を登るという感じはしません。湿原を見ているうちに霧が晴れてきたので急いで駐車場のほうへと戻りました。木が邪魔だけど、戻る途中で沼原ダムが見えてきます。くっそー、ツンデレダムめ。急がないとまた霧に包まれちゃうよな~って焦っていました。
駐車場へ戻ってきての撮影はギリギリ間に合いました。タイミング的にかなり危なかったですね。再び沼原ダムが霧に包まれていく様子も動画で撮影してあります。放流じゃないし、今回の動画には音声を録音してませんけれど。
おそろしい勢いで霧が流れてきて、駐車場のほうも視界ゼロ状態に。この濃霧の中を歩くのは怖いですね。もう少し待ったらまた霧が晴れるんじゃないのって待つこととなり、霧が晴れるのを待ちました。意外と早く晴れてラッキーです。霧が晴れたところで、この日初めて本気カメラのα7Sで撮影(最後の2枚の写真)。
※撮影機材はSonyのDSC-HX90Vとα7S+SEL1635Zです。
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