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どん君と行った2015/07/02のダムめぐりの2基目は群馬県の坂本ダムでした。ここは元々は砂防ダムとして作られたものを改良したようで、難工事だった記録が残っている模様。堤高は36.3mで堤頂長は85m。重力式コンクリートダムです。ダムの目的は河川の水量維持。日本の河川は急な流れだから、ダムにため込んでおいて一定量を流すようにしないと渇水期には川が干上がっちゃいますからね。それにしても砂防ダムからそこまで改良できるものなんですね。
左岸の駐車場から見学を開始。風がほとんどなくて湖面への映り込みが美しい。天端は鉄道の鉄橋のようなデザインになっていて、ちょっと変わっているなと思いつつ、雰囲気あっていいなと思っちゃいますね。そして遊歩道を進んで下流側へ降りて見ると、かなり間近から堤体を見られる場所へ到着。おぉっ、越流時にそこまで近くから見られるのは素晴らしい。ただ、河原へと降りていく遊歩道の終端は、残念ながら木の葉によって視界を遮られて残念な感じだったという。惜しい。
元々が砂防ダムだから過度な期待を持っていなかったんですが、意外にいいじゃない。こんないいダム湖だとは思っていませんでした。ダム湖好きとしてはかなり満足しちゃいました。
夕日が映えそうなダム湖だなと思いつつ、自分がそのような時間に撮影をすることはないだろうなと確信を持てるダムでした。もっと近くにあればなぁ……。せめて、晴れている時にもう一度見てみたい気がしますね。
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