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AdobeのPhotoshopといえばDTPが必須となってからは必需品という製品です。もう最初の製品が出てから25年も経過していたことに驚きます。展示が始まったときには忙しかったし、その後まったりしていて行くのを忘れていましたが、6月4日で終わってしまうことを思い出し、原宿まで出かけて企画展示を見てきました。
※今回の写真はすべてα7S(ILCE-7S)にレンズはVario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Zを取り付けて撮影しています。
アドビ、Photoshop25周年記念 企画展示「INSIDE PHOTOSHOP」を5月22日より開催
「INSIDE PHOTOSHOP」展では、Photoshop発売から現在までの25年におよぶ歴史と進化を展示で表現しています。壁面には、Photoshopが誕生して現在にいたるまでのPhotoshopの各バージョンや機能のアップデートを年表形式でまとめた「Photoshop歴史タイムライン」が展示されています。展示タイトルにもなっている「INSIDE PHOTOSHOP」は、Photoshopの巨大なユーザーインターフェイスを表しており、その壁の前に立つと、まるで自分がPhotoshopの中に入り込み、切り抜かれているような写真を撮ることができます。歴代のアイコンやツールが手に取れる形で展示されていますので、自分が初めて触れたPhotoshopのバージョンと一緒に写真を撮っていただけたらと思います。
自分は長い間出版関係の仕事にかかわっていたため、初めてPhotoshopを触ってからずいぶんと時が流れました。当時勤めていた出版社で、確かPhotoshop 5.0か5.5を初めて使ったんじゃなかったかなぁ。その頃のDTPは画像をCMYKに変換しないとグレースケールで出力されちゃってましたからね。ミスしたら該当ページの再出力が確定してコストがかさんでしまう不便だった頃の嫌な思い出だ。でも、あれからでも15年以上たっているんだなぁって思うと感慨深いです。だから展示を見に行っちゃったんだけどね。
屋外向けの展示はガラスの映り込みがひどくて厳しい状態でした。使用する(できる)シーンが限られているからあまり乗り気がしないんだけど、偏光フィルターはやっぱりあったほうがいいのかな……。でも写真は今のところ仕事に関係ないからそこまでこだわる気にはなれない。
屋内にある展示も撮影可でした。このアイコンはどのバージョンだったかなとか、いつのまにか回想させられているあたり、展示のやり方にうまくやられた感があります。開発者の方の展示演出も面白いなと思わされたです。
それほど広いわけではないので、展示物もすべて見終えるまであまり時間はかかりません。でも、Photoshopの歴史と、その頃に何が起こったのかというタイムラインを振り返れたのはよかったかな。
すでに最終日が近くて見たい人は見終えているからか、それとも一般向けバージョンのPhotoshop Elementsの展示じゃないからか、見に行ったときは自分ひとりだけの貸切状態みたいな感じでした。
とりあえず今回の教訓。山みたいに荷物の軽量化が必要なケースは別として、そうじゃなければ望遠レンズもちゃんと持ち歩くべしです……。
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