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久々にXperia™アンバサダーに申し込んでみたら、当選しちゃったんですよね。Xperia Z4をお借りすることができたため、アンバサダーミーティングの帰りに夜間の撮影テストを行なってみました。
※写真の比較をするにあたり、プレミアムおまかせオートで撮影したXperia Z Ultra(C6833), Xperia J1 Compact(D5788≒Xperia A2), そして今回お借りしたXperia Z4(402SO)の3機種の写真と、参考用にミラーレス一眼レフカメラα7Sの写真を用意してあります。
Xperia™アンバサダーミーティングの会場から東のほうへ歩くこと10分ぐらいでしょうか。一応、レインボーブリッジを眺めることができる場所があります。まあ、レインボーブリッジを撮影する定番スポットは対岸側の台場公園なんですけれど、そこまで行ったら終電に間に合いませんので妥協するしかありません。Xperia Z4はこれまでのXperiaと比較して暗部での画質が向上していますね。逆にカメラ性能が高くないXperia Z Ultraでも意外といけるんだなと驚きです。
続いて、帰宅した小手指駅北口からの比較写真です。もちろんこれらはすべて手持ち撮影。拡大して見てみると、Xperia Z4は、過去のXperiaと比べてやはりノイズが減って画質が向上していて素晴らしいですね。
光量の少なかった場所での紫陽花も撮影比較。輪郭も割ときれいに出ているXperia Z4はISO感度が2500まで上がりましたが、画面で見るぶんには撮れた写真はまったく問題ありません。なお、実際の見た目はどの写真よりも暗いので、どれも優秀だといえるかも。あとは至近距離からの撮影だったため、この紫陽花は参考用のα7Sはボケが出てしまうので、手持ちでぶれ(が目立た)ない&背景があまりぼけない写真を求めた結果、F値を8まで上げたものだから、比較する際の参考にならないかも。F値8程度では紫陽花以外はボケちゃいますが、三脚を取りに行くの面倒だったんで……すまぬ。
そしてXperia™アンバサダーミーティングのあった日に撮影した最後の夜間撮影比較の最後は、近所の公園です。灯りが少なくてかなりの暗闇の場所だから、ちょうどいいんじゃないかと思ったわけですね。見た目に一番近いというか、見た目そのままなのはXperia Z Ultraの写真。このような暗闇の公園を撮っての比較となります。Xperia J1 Compactは上限のISO6400まで上がっているし、Xperia Z4も上限(ISO12800)に近いISO10000まで上がっていました。手持ちでも暗闇をここまで撮れるのは、暗いからといって撮影をあきらめたくない人には嬉しい部分ではないでしょうか。見た目そのままに撮りたければ、マニュアルモードで普通に撮れるから選択肢があるというのはよいことです。さすがに暗闇を撮るのが得意な高感度特化のミラーレス一眼レフカメラα7Sとは比べてはいけません。α7Sはプレミアムおまかせオートの手持ち撮影と、真面目に撮影してみた「公園の実際の光景」を掲載しておきます。ちなみに、この撮影で一番驚いたのは、Xperia Z4が撮影結果に近い映像をリアルタイムに画面へ表示していたことでしょうか。過去のXperiaではそのようなプレビューはなく、今回も暗い画面で実際に撮ってみないとどんな写真になるかすらわかりませんでしたからね。この1点だけでもXperia Z4はイイナと感じさせられました(カメラ起動中はバッテリー消費が増えそうだけど)。
※ここで記載しているXperiaのISO感度上限値はプレミアムおまかせオート時のもので、マニュアルモードではそこまで上げられません。
見比べてみると、Xperia Z4は小さなレンズとセンサーの割には、暗闇の中でずいぶん健闘しているように思えますね。スマートフォンでも暗闇をここまで撮れるようになったとは……。今後どこまで撮れるように進化していくのか気になるところです。
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