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メインのカメラα7Sが突如壊れたら修理期間中に困るので確保してあるα5100。APS-C機だけどEマウントレンズならば(35mmフル対応じゃないレンズではα7S側に制約が発生するけど、フルサイズ対応レンズは普通にα5100で使えるんで)お互いに共有できるし、(対応レンズで撮影シーンが明るければ ここ重要)0.07秒らしい瞬間AFが動体の撮影に役立つ頼もしい相棒であります(AF失敗もするから完璧ではないけどね)。手持ちの撮影機材は、昼と夜とで主役が変わりそうな状態といえばいいのでしょうか。
最初のホタル撮影では、試行錯誤してα5100も設定をどうにかすれば撮影できるのかなと数枚試して無事撮れたことを確認していたわけですが、それ以降はホタル特化の設定を把握した本命α7Sで撮影する気満々で、2回目からはα5100はそもそも撮影に使って(持って行って)いませんでした。
α5100は仕事で撮影を行なうケース以外では普段はあまり持ち運んでいないんだけど、下久保ダムの4門放流があった2015/06/28には、それはぜひ記録したいと万一の機材トラブル発生時の予備機ってゆー、本来の目的で持って行っていたんですよね……。使わなかったけど(笑)。えっ、いや、今回はそこじゃないが……。
4回目となる『ヤマノススメ』のホタル回の聖地cazuキャンプ場で撮影を開始してからしばらくして、下久保ダムへ持って行っていた状態のまま、何気にα5100を持ってきていたことを思い出した自分。日没までミニ三脚で撮影を数枚行なって追試したという。追試終了後は、普段からお世話になっている方に貸し出して、ホタル鑑賞だけでなく撮影も楽しんでもらいました。
マニュアルモードで撮影していたので、これは来年もホタルをこのカメラで撮影する場合には、別設定で撮影をしてホタルの設定は消えていそうだし、設定をメモっておかないといけないような気がしたという。たいした設定じゃないんだけど、過去にうまくいっていたのに系の話は、設定を忘れてしまって時間を吸われるオチ的な話が……って思うので自滅回避で一応メモっておかないと(汗)。
- 露光時間10~30秒がよさげ(長いほどいい感じの軌跡ができるけど蛍観賞のマナーを守らない人たちからの光害の影響を受けるリスクが……)
- ISO1250~4000程度(日没後に周辺の明るさの変化にあわせて撮影しながら調整)
- 明るいうちにMFで調整しておくのがベストだけど、意外なことにAFでも結構いけた(ただしホタルのためにAF補助光は絶対にオフですよ! AF補助光オフは超重要:微弱であろうとホタルのほうには光を向けてはいけません)
- F値は最小値付近で調整
- 三脚は当然必須だけど、ミニ三脚でも撮影をシャッター押して2秒後とかに設定しておけば大丈夫
- ホワイトバランスはオートにせず月の明るさによって変更
重要なポイントはこんな感じかなぁ。漏れがあったら来年悩むことになるという(笑)。ホントにずいぶん楽に撮影できます。撮影後にNFCでスマートフォンでタッチ転送して写真を取り込んで、即SNS公開とか可能ですもんね。フィルム時代だと現像して……って即時公開とか絶対無理だったことを考えると技術の進歩はすばらしすぎます、はい。
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