この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約9分3秒で、速読ですとその半分ぐらいです。
所沢市で一番標高が高い比良の丘。そこは天体観測では市内でのベストな場所だと聞いていたので2015年4月27日に行ってきました。天体観測用の撮影設定をもっとよく調べてから行くべきだったという話もあるんですけどね。
到着したときにXperia Z Ultraで撮影してみた写真がもう真っ暗闇。星の撮影にはよさげです。α7Sで撮影するとかなり異なる結果になるんだけど。月明かりが結構あったからだと思われます。
灯りがあるのは市街地方向と早稲田大学の所沢キャンパスの方向だけって感じで、月明かりがなければ完全な暗闇に近い状態になりそうな場所。日付が変わる真夜中あたりだと、(所沢市内としては)かなりよさそうな感触でした。下のパノラマ写真はXperia Z Ultraで撮影しています。
とりあえず、α7Sで撮影していてダメだなと思ったのは20時台だと飛行機が飛びすぎなこと。星の軌跡を撮ろうとすると残念なことになること間違いなし。シャッタースピード10秒とか5秒ででこんな感じのが撮れてしまうわけです。むむむ。本気で撮るならば日付が変わるあたりまで待っての深夜かな。
しかし、星の撮影は難しすぎる。α7Sは感度が普通じゃない変態機種だから調整が大変な感じ……。それにしてもおかしい。望んでいるようには撮れない。事前に調べていたα7Sできれいに撮れている星空はISO1200~3200ぐらいでシャッタースピードは8~12秒というのが多かったのだが。やはり月がいけなかったのだろうか。レンズの違いもあるかもしれないけど。まあ、条件的な切り分けのために、真っ暗闇の新月の頃に1度リトライしなければならないようですね。あとプレビュー画像では星が見られないので、クリック(タップ)して拡大画像を見てもらいたいところですが、それだとモバイルの場合には通信量が……。星にピントも合わせたつもりだったのに失敗しているのがありました。ムズい。
試行錯誤していて撮れたのはこんな感じ。ホワイトバランスがポイントだという気がしたものの、ホワイトバランスの調整なんてマニュアルでやったことがなくて、その段階で詰みました(笑)。今回はリトライに備えたメモ的なものとなっています。真っ暗闇になるようなところがLTE的に恵まれているわけもなく、検索してもタイムアウトとかってなって現地で調べられなかったんですよね。うーん、事前の調査ができていないのが敗因。そんなわけで写真はイマイチなもので……。あとシャッタースピード15秒ぐらいになると星が動いてしまってダメですね。10秒ぐらいまでなのかなぁ。星の軌跡も撮影してみましたが、今回はカメラの画面に軌跡が見えなかったので撮影時に撮れているかわからなかったという……。
明るく撮ろうっていう方向なら楽なんですけどねぇ。21:47~21:57の写真がこれ。それ、月じゃなくて太陽だろっていわれそうな写真があるという。暗闇の中でどうやって映像を得ているのやら。高感度なセンサーおそるべしです。
コメント